2009年1〜3月期アニメ

こんばんは。東京はまだまだ寒いです。
最近一番心に残ったニュースは加護ちゃんが不倫相手の家にパンツを忘れてきた」という心温まるニュースです。最近の、この手のニュースのシナリオライターは「動かぬ証拠」という事に固執するあまり「それはちょっとネタに無理がないか?」と思わせる事が多過ぎると思います。不倫をしようと町まで出かけたらパンツを忘れて愉快な加護亜衣さんですか。無理あるよなあ・・・。仮に泊まりだったとしても、宿泊先にパンツ忘れるなんて小学生の臨海学校以来だよ。

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という訳で、年度末という事もあり、いよいよ今期のアニメも次々大団円です。
今さらいう事もないですが、機動戦士ガンダム00は面白かったですね。「やっぱりな」という部分と「えぇ?」という部分がいっぱいあって。
全体的な事だと、僕はもっと人がいっぱい死ぬと思っていたんですよ。水島精二監督監督がコメンタリーで「次にガンダムを作る人は・・・」みたいな言い方をしていたから、もう続きは作れないくらいメタメタにするのかとも思っていんですよね。ソレスタル・ビーイング側に(ティエリアを除けば)被害者がいなかったのはかなり意外。スメラギさんがオートマトンと戦いにブリッジから出て行った時に「これはファーストシーズンの流れからいってフェルトがミレイナを守って死ぬパターンか?意味有り気に鉢植えの植物を刹那にプレゼントしていたし」と思ったんですけどね。


結局ほとんど連邦側の人間しか死んでないですよね。アリー・アル・サーシェスネーナ・トリニティスミルノフ大佐(涙)と金髪豚野郎とホーマー・カタギリくらいですか?カタギリの切腹は一瞬グラハム・エイカーかと思って思わず立ち上がりかけました。グラハムは、空気を読むことを憶えたのか思う所があるのかビリー・カタギリの背後に一瞬映っただけでしたね。叔父が自決したのに呑気に女の写真なんか飾ってるビリーを見つめる顔からは感情が窺えなかったんですけど、あれはきっとその後に繋がるんでしょう。
そういえば地球連邦の幹部クラスのオヤジだけがバリバリ死んで、その後の指導者は女ばっかりなんですよね。あれも何か意図があるんですかね。


そう。劇場版決定したんですよね。まあ予想通りというか期待通りというか。明らかに謎残してますからね。刹那の光の正体は何なのかとか。二番目にびっくりしたのはソレスタル・ビーイングがまだ解体してなかった事なんですよね。イオリア計画続行?て事は世界はまだ平和ではないと?選ばれしガンダムマイスターのはずのアレルヤは勝手に脱退していいの?という辺りは結構気になるんですけど。実は最終回は友人宅でじっくり鑑賞してその後存分に語り合ったんですけど、友人が言うには王留美は死んでいないと。最後ビームが微妙にずれて当たっていないと。SBがまだ存続するならスポンサーは当然いなければならない訳で、そう考えると王留美生きていて不思議ないよなあ。
で、何故それが「二番目に」びっくりなのかというと、一番びっくりというか吹いたのはマネキンとコーラサワーの結婚だからなんですよね。確かに「全部くっついちゃえ!超ハッピーエンドになってしまえ!」と強く望んではいたけどここまでやるとは。でも、風水ではなく情熱で結び合った二人には是非とも幸せになって頂きたい。マネキンは「敵(ソレスタル・ビーイング)を認めているからこそその逮捕に全力を注ぐ」というルパンにおける銭形的ポジションなのでしょうか。
で、このカップルって今流行の「格差婚(女の方が金持ち)」ですよね。他にも沙慈とルイス、刹那とマリナ姫、アレルヤとピーリス中尉、ビリーとスメラギさん、グラハムとガンダム・・・と格差カップルだらけですよねえ。まあ最後のは格差どころの騒ぎではないですが。そう考えてみてもやたらと「女性」を持ち上げてますよねえ。


まあ、最初の方はすっかり忘れているので、DVDでしっかり見返すし劇場版も楽しみです。良い作品を観れて嬉しかったなあという感想でした。ありがとうという感じです。最後に超どうでもいいけど、ミレイナの宇宙船内での生脚超ミニスカートはさすがにどうかと思います。絶対影で「パンツミレイナ」ってあだ名付けられていると思う。あと、もうかなりクライマックスな時期に、ケロロ軍曹神谷浩史が敵宇宙人役で出て「万死に値する!」って言いながら死んでいった無闇な贅沢ぶりも結構面白かったです。もう書きたかったことはこれで全部書いたかな?

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今期の他のアニメでは、以前書いた通りまりあほりっくがかなり良かったと思います。最初はそれ程でもなかったけど後半は全部かなり面白かった。原作一切読んでないし完全に想像ですけど、「ワンクールだし繋がりとか無視してとにかく面白くしちまえ」みたいな感覚だったんじゃないですかね。



あとはマリア様がみてるですね。他作品でパロディとかに使われる事があるのでもちろん名前は知ってはいたけど、さすがに自分が観るものでもないだろと思っていたんですよね。自分でびっくりするほどはまりました。モロに少女漫画な画風はさすがにつらいですけど。乃梨子意外全員外人にしか見えん。瞳子に至ってはGNドライヴ2個搭載してますからね。でも髪を下ろしただけでドキッとさせられるんだから女の子は得だなあ。
で、ストーリーとしては特別変わった事はない話なのに惹きつけられたのは、もう世界観一発だと思うんですよね。「お嬢様女子校ってこんな感じなのか」という。リアルかどうかは別として、知り合いにこういうお嬢様がいて日常を楽しく話してくれているようなリアリティがあるなあと思って観ていました。
ちなみに私は卒業した大学があれなので、「日常の挨拶がリアルに『ごきげんよう』な方々」も結構良く観てきましたけど、あの中で一番現実に近いのは意外に祐巳だと思うんですよ。あの、意外と芯が強い天然振りというか。ロサ・キネンシスみたいなのは現実にはいません。PTAの中にはいたかもしれないですけど(笑)。



というわけで、今期は、ガンダム00はちょっと別格な横綱としてマリア&まりあが両大関という感じでしょうか。何故いきなり番付なのか意味分かりませんが。
来期は、地雷か傑作かかなり判別不能なラインナップなので多分ガンダム00のDVDにはまる気がします!!