2009年4月:今期アニメ(前)

大家さんに「すいません、蛍光灯が切れたので買っておいていただけ無いでしょうか」と言ったら余っていた蛍光灯をもらえたり、コンビニのアンケートで「ここは自動ドアじゃ無いくせに庇が付いていないから雨の時の買い物に困る」と言ったら翌日庇をつける工事が始まったり、思った事をそのまま伝えてみるとびっくりするくらい話が進む事が間々ありますけど、数ヶ月前にTSUTAYAのアンケートに「近所にTSUTAYAが無いので作って欲しい。」と書いたら本当に今月できちゃったんですよ(笑)。家から走って10秒ほどの所に。
まあ自分のアンケートだけで出店が決まったとは思いませんが、実際近所にレンタルDVD店は皆無なんですよ。レンタルビデオはしぶとくいくつかあるんですが。だから需要は絶対あると思うんですよね。

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さて今期のアニメの話・・・の前にかんなぎのDVDの話なんですけど、3巻までは買い続けて、その後ちょっと躊躇っているんですよね。なぜかというといい加減ヤマカンがウザくなってきたので。
「’80年代のラブコメのノリでやりたい」っていうのは構わないんですけどね。あまりしつこいので、この人、ただ単に「ギョーカイ」に憧れているだけなんじゃねーの?っていう気がしてならなくなってきたんですよね。


作品を演出する上の「手段」として’80年代でも何でもやるのはいいけど、’80年代が「目的」になっちゃってるようにしか見えないんですよね。これが「かんなぎという作品の良さを引き出すにはこの演出が最適」と言う判断でやってるなら構わないんですけど、らき☆すたでもこのお方はこういうことやりたがっていたわけですよね。つまりこの人にとって監督と言うのはこういうものなんだろうなと。そりゃクビにもなるわなと。
キャストは若いアイドル侍らせて身内で馬鹿笑いしながら「シーメーはギロッポンでパツキンのチャンネーとシースー」とか言うのに憧れてるんだろうなあ・・・ということだけは、毎回酒飲みながらふざけたコメンタリーをやってる事からビンビン伝わってくる。その内絶対「家に帰って無い自慢」とか「寝て無い自慢」とか「いっぱい薬飲んでる自慢」とかし始めると思います。
本人は楽しいんだろうけど、私はkanonAIRでの山本寛の溜め息出るような美しい演出に惚れ込んでいる訳で、こういうことやり続けるなら当然あっさり放り捨てますよと。作品自体は面白いですけどね。


ていうかコメンタリーって何故にふざけるか愚痴を言うかの2択しか無いんですかね?コメンタリーで面白いのって撲殺天使ドクロちゃんくらいですよね。あれは神がかって面白い。水島努監督はどのコメンタリーも面白いけど、ふざけてはいても「ここはこういう意図で演出しました」とかきっちり解説してくれるから面白いんですよね。
あとガンダム00のコメンタリーで、男たちがひたすらふざけて不快な中、釘さまだけはそのおふざけにも付き合いながらもちゃんと真面目に話を進めようとしていてさすがだなと思いました。



というわけで、前置きのつもりが超長くなったので続きは別エントリーで書きます。