皐月賞回顧

今日は久々に中山競馬場に行ったんですけどね。
皐月賞の時点では当然満員電車並みの混雑で身動きできない状態だったんですけど、後ろで「あ〜ん、もっと前!前がいいの!前に行って!嫌だ〜ん、早く〜ん、早く(5ハロン通過59.1の表示を観て)いやだ〜ん、早過ぎる〜ん、ダメ〜ンそんな所で動いたら外れちゃう〜ん、あ、あ、も〜、岩田さんの意地悪〜!!」と萌えアニメ声で延々悶えているがいて超ウザかったです。例えて言うならさかな君を数億倍ウザくしたようなウザさでした。


皐月賞の前に、基本的に私は血統で予想するんですけど特長を憶えておくだけでこんなに美味しいんだよという見本のような馬券を今日取ってます。

これで500円が10,580円。正直この時点で皐月賞はどうでもいい気になってたんですけどね(笑)。「特長って何ですか!教えて下さい!」とか聞くのなしね。勉強しましょう。


で、皐月賞トライアンフマーチ複勝しか当たらなかった訳ですけど、まあいいです。来年に向けて良いシミュレーションが出来たなと。
まずですね。「皐月賞向きの差し方が気に入っている」と書いたトライアンフマーチ皐月賞で差してくる馬って、内枠でうちに進路を取って差して来れる様な馬なんですよね。ドリームパスポートとかタケミカヅチとか皐月賞でさせる馬はみんなそういうタイプなので。
次に「ファラリス4代掛けじゃない馬」。これ、前回のエントリーで書きましたけど、この9頭の内サンデー直系はトライアンフマーチアンライバルドナカヤマフェスタ、アントニオバロウズの4頭(中山重賞は基本的に母父サンデーが何故か不利な条件なので母父サンデーは除外します)。
ここからですね。「陣営がセコイ小細工をしなかった馬」という条件になるとトライアルを普通に通過したトライアンフマーチアンライバルドだけで良かったんですよね。もっともアンライバルドは「差し馬は内枠」という条件から外れちゃっていたのですけど。
今年の皐月賞はこの「セコイ小細工」がポイントになったと思うんですよ。
ていうのはですね。
僕が事ある毎に侮蔑しまくっている二ノ宮厩舎のナカヤマフェスタ。サンデー系×凱旋門血統でしかもステイゴールドは小回り2000が超得意・・・と条件揃いまくりで最初本命も考えていたんですけど、新聞をみたら「本番は先(恐らくダービー)だけど今回もそれなりに仕上げた」みたいなG1を舐め腐った厩舎コメントが出ていたんですよ。だから嫌いなんだよこの厩舎は。
最近の風潮でこういう舐め腐ったローテを組む陣営が増えましたよね。昨年のポルトフィーノなんかもそうですけど。いくら強い馬だからって「初重賞で牡馬相手に本番を想定したお試し競馬をした上で賞金を加算する」なんて舐め腐ったローテを組んだら罰が当たるに決まってる。
今回やたらに休み明けの馬が多くてとても「馬生一度の晴れ舞台」とは思えない馬柱でした。リーチザクラウンきさらぎ賞から直行で、僕は某所で「こんなに感覚開けちゃって初輸送G1スタンド前発走なんてかかりまくって碌なレースにならねえだろ」と書いて完全黙殺されたんですけど案の定だったし。武豊お得意の「歓声に慣れさせるために、本馬場入場後にわざと外ラチ一杯をゆったり歩かせる」も出来なかったですからね。まあそれ以前に僕が言っている武豊の法則で消えるんですけどね。土曜のヒカルオオゾラもこの法則で消えた馬だ。という訳で、ダービーは乗り替わる事が決定しているので僕はこの馬本命にします。


話がずれましたけど、要するに「その馬なりに正々堂々としたローテで臨むことが重要」だと思うんですよ。来年以降はもう皐月賞の当て方がわかったので楽チンです。ダービーは昨年決めたルール通りに買う予定です。アンライバルドがこれで人気しちゃうのはもったいないけど強いんだからしょうがないかな。使い減りする血統なのであまりにも人気被ったら買い方に変化つけますけどね。


※追記:あ、このまま終わると「プカミン」の意味わからないっすね(笑)。また今度と言う事で。