5月

先日書いたようにウチのすぐそばにTSUTAYAが開店しました。実にありがたいんだけど、ファミリー向けとすれば申し分ないと思われる商品構成も個人的には物足りないんですよねえ。いくらでもテレビでタダで観れる様なものをわざわざDVD借りようとするセンスが個人的に全く理解できないんですが。
一番疑問なのは、kanonAIR京アニ版は無くって東映版な事なんですよね。喧嘩売ってるのか。それでいて邪道魔法少女三部作はきっちり押さえるセンスが意味不明。


邦画のラインナップはかなり渋いんですよ。基本的にお年寄りの町であることを意識したのか黒澤明小津安二郎溝口健二あたりをプッシュしてるんですよね。素晴らしい。溝口監督作品は淀みないテンポが好きです。言われて気づいたけど長回しが多いんですね。「寝技のスペシャリスト同士の、お互いひたすら一本を狙いにいく柔術の試合みたいだな」と漠然と思っていたんだけど、あながちかけ離れた感想でもなかったという事ですかね。「映画」はストーリー性や主張を犠牲にしてでもこのくらいのテンポの方が合うはずだと思います。何でもかんでもガツガツ盛り込もうとする今の映画は漫画っぽいと思う。漫画がダメと言う意味じゃなく、そういう手法は漫画の方が合うと思う。



さて今期アニメも一ヶ月過ぎた事になる訳ですけど、今期ってやたらに季節を無視して作るのが目立ってないですかね?けいおん!はもう既に夏合宿とか行っちゃってるし。どうでもいいけど「山中さわ子」という登場人物がいると言う事は、普通に考えて作者はピロウズのファンと言う事ですよね。
ハヤテに至っては、何故かこの時期バレンタインデーエピソードですからね。一期でやらなかったエピソードまとめて放出と言う事なのかもしれないけど、さすがにちょっとどうかと思う。そういえば第二期は最初からヒナギク出ずっぱりですね。まあいいんですけど。
鋼の錬金術師はやってくれてましたねえ。原作最鬱エピソード(国家錬金術師が資格を守るために自分の娘と犬を合成して人語を喋れるキメラを作るヤツ)をそのまんまやるとは。どう考えても日曜の夕方家族が揃う時間にやるアニメじゃないです。このまま原作をなぞり続けるならホークアイ×ラストの所だけは観たい。


他にはクイーンズブレイドタユタマも一応観てます。もちろん水橋かおりの声を聴くためですが。最近どうにも地下プロレスの帝王的に妖しいオーラを放っている水橋ですけど、全然OKです!!。イメージ的には派手さはないけど実力は誰もが認める中堅レスラーが、非合法な地下プロレスでガチガチのセメントやったらそっちでも鬼強でしたみたいな。しかもサンプルボイスとか聞く限り声そのまんまですからね(笑)。ガチでもブレーンバスター出しちゃう東三四郎みたいでかっこいいな。地道に続ければそのうち表舞台でもメインを張る日は遠くないですからね(てとてトライオン!とかその辺で)。まあとりあえず水橋かおり大好きと言う事で。