京都新聞杯&プリンシパルS

珍しく土曜競馬の事も書いてみたいと思います。


というのもですね。
いい加減ウザイほど書き続けてきた「今年の第三回中山は京都開催」という電波にも程がある説なんですけど、先週の天皇賞が見事に日経賞1,2着で決まっちゃってこれはやはり真実味がある観方なのではないかと。
で、「今年の皐月賞は2004年の皐月賞に似た形になる」と予言してほとんど同タイムの決着になったので改めて中身を観てみると・・・
競馬通の方なら御存知の通り高速決着になった年の皐月賞はダービーには直結しないんですね。ただし、「前に行って皐月賞好走した馬は消えるけど差して好走した馬はダービーでも通用する」というのが通説ですけど、差してダービーも好走した馬ってディープインパクトとかタニノギムレットなんで単純に強いだけだろうと。その証拠に、テンが早いくせに後傾ラップ(後半の方が早い)なんですよ。逆に、今年の皐月賞のようにテンが早くて前が潰れて前傾ラップだったのはイシノサンデーが勝った年。今年はこっちに似ると思うので、ダービーは別路線組がワンツーすると思ってるんですね。


前置きが超長いですけど、今年は、普段ならノーマークなプリンシパルS組(前述の年の2着馬はプリンシパルS勝ち馬のダンスインザダーク)を狙おうかと思っているんです。まあこの時はまだ2200mだったので的外れでも全然いいんですけど(笑)。今年は賞金ボーダーが高いのでここも例年より手強いメンツなので面白いとは思います。
ちなみにその2004年のダービーも1着(キングカメハメハ)と3着(ハイアーゲーム)は皐月賞回避組。2着(ハーツクライ)も皐月賞は出たものの、惨敗して京都新聞杯を挟んでいるので直行組は惨敗した年なんですよね。


で、プリンシパルSなんですけど、過去5年を見るとまず芝・ダート限らず1800mの勝ち鞍がある事が重要になります。連対した10頭に全部当てはまるし、3着まで広げてもシンザン記念勝ちのあるグレートジャーニーと、地方からの出戻り緒戦のOP特別(若葉S)でいきなり0.1秒差3着してしまう亜空間な馬:トウセンシャナオーだけが例外なので1800勝ちのない馬は消します。
次に、府中で走った事ないクセに1〜3番人気に押される馬は派手に消えるんですね。


一方好走馬を見ると、逃げ馬が大抵残ります。消えたのは夏から10戦以上休み無く使われ続けたニシノアンサーグレートベースン。かなりスタミナを問われる舞台であることを考えると当然かと思います。
もう一つ、フローラSで有名な「小さい馬が好走する」という理論。馬体重が下から3番以内の馬が、必ず馬券に絡んでいます。「3歳馬の府中2000mの頂点の舞台へのトライアル」という舞台設定を考えると同じ様に走っておかしくないですよね。
この辺から、ヤマニンウイスカー、アントニオバロウズ(これはグレイトジャーニーと同じシンザン記念勝ち馬なので3着かも)を軽視して、逃げた時は強いブレイクナイン、体重の軽いイコピコやマナクーラを重視してみます。ちなみにブレイクナインは前走7頭立てなので勝った所で評価されないと思いますけど、中山の急坂を逃げて最後の1ハロンが一番早いんですよ。これは相当強くないと出来ない。


一方京都新聞杯
これも色々法則はあるんですけど、普段はめったに馬券に絡まない皐月賞からの出直し組が2004年の京都新聞杯では3着までを独占しているんですよ(笑)。これは「皐月賞当時の中山は京都と同じ」という私の発狂理論を裏付けているから、ベストメンバーとメイショウドンタクとリクエストソングだけ買います(笑)。


今週は新潟大賞典もあるんですよね。何と忙しい土曜日。
条件戦で雑巾掛けをしてきて漸く重賞に出てきた馬も多くいるので、世間で言われているほど固く無いというか率直に言ってどれが勝っても驚かないと思うんですけど、左回り、中距離、内枠と条件が久々に揃ったハイアーゲームが良いと思います。GⅢまでなら大威張りできる馬だし。