NHKマイル

後楽園ウインズのゲソ焼きは美味い!!実に美味い!!
ところで今日の新潟大賞典なんですけど、

あっさり取っちゃいました(笑)。
このレースってサンデー×凱旋門血統(トニービン特注)を買っておけば何とかなるレースなんですよね。そこに持ってきて、良馬場の平坦中長距離なら崩れた事のないニホンピロレガーロなんて、本来ド本命当然の馬だと思うんですけど、昨日の段階ではオッズを見てないからヒモ程度にしか思ってなかったんですよね。まさかドンジリ人気とは。
直前までシンゲンも買い目に入れていたんですけど、異常に人気している事が嫌だったのとパドックでやっぱり入れ込んでいたから消しちゃったんですよね。ちょっともったいない。3場開催だと忙しくてオッズを考慮しての買い目の上げ下げとかやってられないんですよね(笑)。


プリンシパルSはまさかのケイアイライジン。この馬も昨日取り上げた「1800で勝った事のある馬」なんですけど、芝1800を2回勝った事があるのはケイアイライジンとオオトリオウジャだけなんですよね。改めて1800m適性の必要性を感じる。そして人気馬がぶっ飛ぶレースの性格によりケイアイから入れば簡単だったと。人気馬は重賞を勝っていれば馬券には絡むんですね。よしこれで来年から大丈夫だ(笑)。


さて明日はNHKマイル。
しかし凄いですねこのメンツ。父&母父名だけ並べて「何のレースだ?」ってクイズが出たら、まず間違いなく「ダート中距離の準オープン辺り」と答えますね(笑)。
競馬ファンならこのレースの特長を「マイルより長い距離で強い馬を重視。毎日杯を勝った馬が出てきた場合これまで4戦4勝」なんて答える訳ですよね。
ただ、それは「本来お前はここに出るべきじゃねえだろ」という立場の馬が、恥も外聞も無く出てくる風潮のせいでそうなってるんだとも思いますけどね。個人的にはNHKマイルはダービーの前週とかにすれば良いと思います。ていうか「中山はごちゃつくから嫌だ」とか言ってるヤツが、どのツラ下げて海外挑戦とかぬかすんですかね?「外国の競馬は厳しいから勉強になる」とかどんだけだよ(笑)。それで日本では「スムースな競馬をしたいから全ての競馬場を広くしろ」とか言ってるんだから完全に発狂してるとしか思えないですね。だからフランスで「ひどい乗り方だ、タケ」って馬鹿にされるんだよ。本気で海外に通用したいなら「海外で戦えるように日本のコースをもっときつい設定に!!」くらいの事言ってみろよ。


閑話休題


ところでNHKマイルというレース、季節のちょうど変わり目に行われるせいかパンパンの良馬場で行われる事が少ないレースなんですよね。そして、基本的にパンパンの年は前が残って馬場が渋ると後ろから届く(2002年の、超ハイペースで1〜6着が全て4角12番手以降、みたいな年は例外で)。
クロフネが勝った年なんかは
12.2-10.6-11.4-11.9-11.7-11.7-11.4-12.1
というかなりきついラップにもかかわらず、1,2番手の馬が両方馬券に絡んでますからね。


何が言いたいかというと、人気どころがことごとく後ろからの馬な今年は、動くに動けず前が残るパターンじゃないかなと。ひどい乗り方の方なんか、朝日杯の4角6番手の競馬を「仕掛けが早過ぎた。もっと溜めなくちゃ」と明らかに間違った反省をしているそうなので、多分一番後ろからの競馬をするんじゃないですかね(笑)?


あと、しつこいですが、今年の第三回開催中山は京都開催だったので通年とは違います!過去になかった「上がり3ハロンが全て11秒台」というレースでしたから。という事を踏まえて・・・


ゲットフルマークス
一枠引いた時点で本命決定です。マイネルラヴ産駒は一枠トコトン強いので。以前馬券をアップした事ありますけど。
それが無くてもこのレースミスプロが強いですし、ダンチヒシンボリインディデアリングハートファイングレインディープスカイと好走例多し。あと57キロを既に経験しているのも好感触ですね。
レッドスパーダ
スプリングSを高評価。それでなくとも府中マイルは2戦2勝だし、タイキシャトルの間隔空けての距離短縮。勢いのある時は逆らっちゃいけない血統なので消す意味がありません。
△ティアップゴールド
前述の理由からNZTトロフィー好走組を外す訳にはいきません。一着のサンカルロは他の馬に比べて不利が無かった事と連続好走できないタイプなので評価を落として、この馬をNZT組最上位評価。このレース、スタート直後に2番の馬が落馬して、制御で傷に外側に膨れてきたから、この馬と4着マイネルエルフは外に押し出されてまともな競馬できなかったんですよね(△スガノメダリストも、斜め前を行くこの2頭に張り出されて後ろに追いやられレースできず)。ただでさえ外枠圧倒的不利な舞台なのに。京都1800でゴールデンチケットに0.4差勝ってるのだから、少なくともアイアンルック以下ということはないでしょう。
△タイガーストーン
私が常に書いている「今年の3歳世代の物差し馬」トップカミングに、さざんかステークスで勝っている馬ですね。ちなみにこのさざんかステークス、2着のグローリールピナスも、雨に泣かされっ放しの為クラシック路線に乗れませんでしたがクイーンCでダノンベルベールやミクロコスモス、ディアジーナ辺りと差のない競馬をしていますから、レベルは保障できると思います。この馬も57キロの背負った経験がある・・・というかスッカリ背負い慣れた斤量なんですよね(笑)。大体アーリントンCアイアンルックと同タイムなのにオッズが20倍近く付くんだからお得。


あとは適当に(笑)。ブレイクランアウトはトップカミングに勝っている以上強さは世代最強レベルに評価していますが、一枠でも外に持ち出す馬(騎手)ですからね(笑)。アイアンルックも結局ぶん回ししかしてないので、届かなくても驚かないですね。あと「桜花賞から来る組は強い」という話も良く出ますけど、それは牝馬が強い世代の話ですよね。(私が本命にした)サマーキャンドル(テイエムオーシャン世代)、ラインクラフト(自身がMCS3着、高松宮記念2着)&デアリングハートピンクカメオダイワスカーレットウオッカ世代)という感じで。今年は一頭除いて牝馬弱いのでワンカラットは要らないと思います。


※追記;皐月賞の時書いた「異系血脈を持った血統(ファラリス4代掛けじゃない血統)という物がこのレースにも当てはまるかと言う事なんですけど、過去5年を見るとローレルゲレイロ以外の14頭は全て当てはまりますね。まあこの年は重馬場適性のある血統が3着までを占めちゃったので例外とするならやはりこの不文律はここでも生きているのだなと。
そうなると該当するのはゲットフルマークス、ミッキーパンプキン、サンカルロワンカラット、スガノメダリスト、グランプリエンゼル、ダイワプリベール、ラインブラッド、レッドスパーダ、タイガーストーン。人気の差し馬は見事に消えちゃいましたね(笑)。やはり印象通り「一杯食わせ物」の可能性が高いのか。
さらに、今週の府中の芝はナスルーラミスプロが妙に目立ったんですよ。両方を持っているのはタイガーストーン。