TBS(笑)

先日「TBSの番組が一日の内で一度も視聴率10%を超えなかった」というクールな記事を目にしたんですけど、さもありなんという感じですよね。
なんでもこの4月から番組を大幅に改編したとかで、大物芸能人を次々退場させたのに、幹部とゴルフ仲間の関口宏だけは生き残らせて総スカンだとか。
とはいえこの数字って「朝6時から24時まで」の番組の数字らしいです。じゃあ深夜は健闘してるのかも知れない。
もうTBSはアニメ専門チャンネルになれば良いと思うんですけどね。実際、kanonAIRCLANNADのkey3部作をはじめとしてローゼンメイデンおおきく振りかぶってxxxHOLICひだまりスケッチガンダムマクロスF鋼の錬金術師・・・と、パッと思いついただけでも最近の傑作がずらりと並ぶラインナップ。冗談抜きで凄い。


さて。ここまで書いてふと気づいた方もおられると思いますがTBSといえば横浜ベイスターズですよ。
関口宏と同じ様に、チームがどん底の状態でも練習中に局のお偉いさんが現れたら練習そっちのけで挨拶に吹っ飛んでいく大矢明彦率いる横浜ベイスターズ。完全に同じじゃん(笑)。


そのベイスターズ、開幕からの6連敗後は成績をどうにか持ち直しているらしいですけど、
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071104
2年前から主張している通りこのチームは元々潜在能力が物凄い高いチームなんですよ。あえて競馬に例えるなら、条件戦のぬるいレースでは力を発揮できないけど核が上がってレースが厳しくなると実力を発揮し始めるダンスインザダーク産駒。
上に書いた数字の通り、本来は先発投手が完投して打線が切れ目無く打ちまくるというつまり監督が一切口を出さない戦法こそがこのチームにはあってるんですね。一般的には「それができりゃ苦労しねえよ」と突っ込みたくなる戦略が最も適したチームなんです。


先日も山口俊をイニングの途中で走者を背負った場面で登板させて、折角自信を付けかけていた若者を壊したみたいですけど、野球に関してド素人の大矢君には難し過ぎるかもしれないですが、山口はセットポジションダメなタイプですから。僕は「リリーフは名前さえあればとりあえず何とかなる」というのが持論なので、今まで山口を抑え候補には推さなかったですけど、「月間MVP」という箔が付いた今なら、タイプ的に九回限定の抑えに持って来いのピッチャーなんですよね。まあTBSとのお偉いさんとのデートに何を着ていくかで頭が一杯なお方が監督(&あの会社が親会社)な間は永久に宝の持ち腐れで終わる球団ですけどね。