ホカノコト

大変みたいですね、新型インフルエンザ。確かに凄い感染力なのはわかるけど、何故突然こんな物が流行するのかが一番知りたい。
それはともかく、今週から本格的に大騒ぎになったおかげで色々ゴタゴタしてですね。大阪から来た部長が東京駅で「会議なんかでなくていい!もうお前帰れ!!」と追い返されていたのがちょっと笑いました。


先週実家に帰っていたので久しぶりに朝日新聞を読んだんですけど、WHOが「豚肉を食べて感染する訳ではないので、風評被害を防ぐため」豚インフルエンザという呼び方の撤回を通達してから随分経つのに、いまだに朝日新聞は一面に堂々と「豚インフルエンザ」って書くんですね。これが朝日クオリティ。さすがは社員旅行の積み立てと嘘をついて所得隠しをしていた事実を「申告漏れ」と表現する会社だけの事はありますね。


その朝日新聞(笑)ご自慢の天声人語(笑)も、あまりに暇だったのでついうっかり読んじゃったんですけど、最近のネット上での略語について書いていてですね。
モンスターペアレンツを「モンペ」、被害妄想を「ヒガモ」等と呼ぶネットスラングについて「敬意が感じられない。侮蔑するニュアンスを感じるからダメ」と、思いっきりネット住民を侮蔑した態度で書き散らしていたんですけど、「モンペ」って言うのはまさに侮蔑したニュアンスをこめているからこそ傑作なんですよね。「遠足の写真の中心がうちの子じゃなかった」という理由で「あの不平等教師を解雇しろ」と教育委員会にねじ込むような真性のアレに対して敬意を込める必然性など一切ない訳ですから。
養老孟司先生が「漫画は日本の文化」とおっしゃっているのは、一コマの中に色んな感情やメッサージや意味を詰め込んでそれを並べるという、言ってみればオブジェクト指向な日本の言語文化を象徴した物が漫画だからなんですよ(※多分に私個人の解釈が入っているので突っ込みは受け付けません)。だから、侮辱すべき存在に対して侮辱したニュアンスをこめた変型を加えるのは、実に素晴らしい日本の文化だとしか言い様がないわけですね。
まあ朝日新聞(笑)程度のアレには理解不能でしょうけど。さすがは社員旅行の積み立てと嘘をついて所得隠しをしていた事実を「申告漏れ」と表現する会社だけの事はありますね。そもそもテメエが日本語を発明した訳でもないのに、どういう神経をしていたらこうも上から目線で物を語れるのでしょうか。何ていうか、こういう(放送禁止用語)が生きていて恥ずかしくないのかが本気で不思議で仕方がないんですけど。まあ恥ずかしいという感情がないからこんなダニの様な仕事をしているんでしょうけど。