何となく書いたらこんな文章に

麻生首相「国会議員の世襲制限は難しい」と発言していましたけど、それはもっともだと思うんですよね。
要するに「能無しが地盤を引き継いで当選しちゃうことが問題」なわけで、出自に拠って被選挙権に制限を掛けるのはどうかと思うのですよ。


「政治家が引き継ぐ地盤にも相続税を掛けろ」っていう面白い事を言っていた人が居たけど、もっと単純に選挙制度を完全に変えた方がよいと思うんですよね。

個人的には、国会議員は全部「自分に投票権があった人」がやる方が納得感があると思うんですけどね。自分には全然関係ない地方の利権塗れの人間が、自分の生活に影響する国政に参加される事に不満がある訳で。


例えば、国会議員の定数を300人にして任期は5年。半年に1回1/10(30人)が任期満了になって選挙にかかる、みたいな。そして選挙区制度を無くして、選挙のたびにみんなが全候補者の中から30人を選ぶと。
・・・これだと組織票持ってる宗教党が有利になり過ぎちゃうかなあ。

いっそ選挙区をそのまんま都道府県にしちゃえばいいかもしれない。立候補者を、県ごとの比率によって振り分けて、各首長がくじ引きで立候補者の選挙区を選ぶというのはどうですかね?これなら(不正をしない限り)地盤なんて関係ないし、誰が自分に投票する事になるのか分からないから賄賂の贈り様が無いですからね。
プロ野球のドラフトみたいにテレビ中継して、
「第一回被選挙者:東京:田中真紀子
「グオヲヲヲヲヲヲッッッッ(ドドドドドドドドド)」「落・と・せ!!落・と・せ!!」
「お〜っと!東京都民が重低音ストンピング攻撃と落とせコールだ!!まるで四天王プロレス時代の全日の観客の様です!!」
みたいに盛り上げるんじゃないですかね。
中川前財務相なんて地元以外で立候補したら確実に落ちますからね。選挙区シャッフル制度の方が民意を反映できることは確実だと思いますが。そういえばビートたけしが中川の記者会見を観て「酔っ払い方があまい。席を立ったらうんこもらしてる位じゃないと」と言っていたけど、こいつは本当に飛行機の中で泥酔して失禁して、タラップを腰にバスタオルを巻いて降りて来たことがあるらしいですからね。どう考えても大臣失格の前に国会議員失格だろ。

でも、選挙区を変えるって言うのは難しいですよね。変えると言うことは今までが間違っているとも取れるわけで、そうなると間違った選挙制度で選任された人間がいくら選挙制度改革をしても所詮間違っているのではないかと。

いっその事、存在価値が全くない参議院を潰して、選挙によって選ばれた議員が所属する「衆議院」と、世襲議員で作る「貴族院」に分けましょうか。貴族院は名誉職だから免職される事はないけどその代わりお小遣い程度の報酬しか得られないとか。まあ貴族院というより元凶of the老害元老院・・・てこれ前に書いた気がするな。


色々考えると「第三者機関」というのが浮かぶわけで、実際いろんなところで第三者機関と言うものが出来ているわけだけど、システム的にも最強の「第三者機関」は天皇じゃないかと思うんですよね。天皇が出てきて「こんなのダメ!!全然民意を反映してないよ!!」って言えば相当なインパクトがあるのではないかと。「日本の場合天皇は君臨すれど統治せずの立場で・・・」とかそんな事はどうでもいいです。何だかんだでこの国の事を考える時間が一番長いに決まってる人にも発言権与えりゃいいじゃん。天下り官僚の職場とかに天皇が突撃訪問とかしたら絶対楽しいよね。「あなたは毎日ゴルフばっかりしていて数千万円の収入がある用ですが、有名なプロゴルファーの方ですか?」とか質問して欲しい。