第７６回日本ダービーアフター

馬券を当てた事も気持ち良いんですけど、一応書いた通りになった事が嬉しいですね。
それより横山典弘騎手＆ロジユニヴァースには本当に心の底からおめでとうと言いたいですね！！率直に言ってこの優勝は、調教師は何もしてないのに騎手と馬が勝手に掴み取った勝利だと思います（笑）。萩原調教師はすっかり舞い上がってパニック状態だったみたいですけど、慌てず騒がず一番ロスのない競馬をした事が勝利に繋がりました。終始きつい流れだったレースを押し切った上位２頭はその名に恥じぬ素晴らしい馬だと思います。

リーチザクラウンの復活とアンライバルドの凡走に関しては昨日みっちり書いたので改めて書くまでもないと思います。アントニオバローズやナカヤマフェスタ（４着）のような「皐月賞で凡走したスマイルジャックタイプ」を拾うコツも掴めました。
それから一昨日のエントリーで書いた「でかい馬が来る」というのも当たってましたね。上位３頭は全部５００キロ以上でしたよね。「馬場が渋ってパワーが求められる様になると５００キロを超える馬格が必要」。これも憶えました。もう一歩踏み込むと「１８００重賞を勝ったデカ馬は要注意」で良いかもしれません。

やはりダービーは最高峰の舞台ですからね。オッズ的な穴を狙うにしても「過去に重賞で強い競馬をしているのに、一度負けて舐められているのはどうなの？」というタイプを狙うのが筋なんでしょうね。まあそれにしても、ネオユニヴァース産駒今年になって府中での全２０日の芝戦、唯一の勝ち鞍がダービーとは。オッズ的に印が回らなかったけど一番勝って欲しかった馬（というより騎手）がダービーを制覇したので良かった。ついでに、本来重馬場得意であるはずなのに大惨敗したアンライバルドですけど「こいつはリーチザクラウンよりも全然安定感がないよ」と無謀に断言してその通りになったのでああ良かったなと（笑）。
それから、皐月賞の時はとてもまともに走れる精神状態じゃないとしか観えなかったリーチザクラウンが終始落ち着いていました。今回折り合ったのは水曜追い切りの効果もあったと思います。この馬、とりあえずスムースに走れる事が全ての馬ですから。
ちなみに私が唱えた「今年の第三回中山を好走した馬は府中：京都で好走する」説がようやく途切れた訳ですけど、これだけの不良馬場ですから「第７６回日本ダービーはロンシャン開催」と言い張る事にします（笑）。
しかしやはりG1で騎手乗り替わりはマイナスだ、と改めて思い知らされましたね。オーナーや調教師は相変らず気づかなそうですけど。数年間続いた、うんざりするような「とりあえず良血サンデーにガイジン乗っけておけ」的な事がなかったのが今回の爽やかさに繋がった気がします。

他にもですね。


こんな「中京D１７００ワイルドラッシュ馬券」とか「今週も春のリファール馬券」とか予想もせずに名前観ただけで買った馬券があっさり当たるのだからやはり血統馬券は美味しいなと。
ちなみに目黒記念も

「前に行けるヨーロピアン」を買えばいいだけなんだから楽勝だろうと（笑）。このハギノジョイフルは当てて置きながら「なんでだよ（笑）」と笑いました。他にも有力所はいたんですけどホクトスルタンは調教師が恐らく世界最悪レベルでひど過ぎ。トウカイトリックは転厩してから全くダメになっちゃいましたし、ポップロックはパドックで尻尾をしきりに振っていたら消しの馬なので。後ろからじゃ届くはずないのに血統でダンスアジョイにこだわったのは反省点ですね。ここら辺の買い目の広げ方/閉じ方は永遠の課題だと思います。