けいおんとか

610と言う数字を観ると、胸に「610(=武藤)」と書かれたジャンパーを着て何故かヘルメット被って入場していた武藤敬司を思い出して仕方がないんですが(追記:8月に武藤敬司船木誠勝組×鈴木みのる蝶野正洋組が決定したそうです。これは観たい)、それはともかく、
どうなんですか小向美奈子
散々「中止」「やっぱやります」を連発していたのでてっきり引っ張るだけ引っ張って結局やらないパターンかと思っていたんですけどね。もしくは「小向美奈子と思ったら大向美智子でした」的なオチがあるのかと。
踊りが全然ダメで怒ってる客もいたとか。それはいくらなんでも怒ったポーズだけだと思いますけど、「踊りのレッスンが間に合わず小力パラパラでごまかす→小力が『パクるな!!』と激怒。→世間が『その風体でお前が言うな』と総ツッコミ」みたいな展開でも良かったかなと。音楽好きとしてはどんなBGMが使われるのかも密かに気にしていたんですけどエルトン・ジョンのユア・ソングという選曲にはちょっと吹きました。街中でこの曲がかかるたびに笑っちゃいそうだなあ。
まあ内容は正直興味ないんですけど、久しぶりに東スポの渾身のルポが読めて楽しかったです。個人的には締めの「観客に背を向け直立不動の体勢になるとパンツに指をかけ一気にずり下げた。『ついに“コム貝”・・・』と、誰もが思った瞬間ステージも閉幕」という文章に痺れました。あと、芸能界復帰を狙ってるそうですけど、元所属事務所からの横槍が入った時点で「裸になって何が悪い」のセリフが出ない時点で失格だと思います。



前置きが長くなりましたが今期アニメ。


東のエデンがいきなり面白くなったんですよね。どういうオチになるか見極めるまでは判断保留ですけど、とりあえず今のところ良いのではないですかね。引き篭もりデブオタの役を檜山修之さんがやっていて、檜山さんの事は大好きなんですけど、どうしても必要以上にキャラが格好良く観えてしまうのはちょっといかがなものかと(笑)。多分格好良く見せるための配役なんだと思いますけど。げんしけん斑目とかは、みたまんまな声をやってましたもんね。あれはちょっと意表を突かれたなあ。


けいおん!が異様な早さで既に二年目の夏に突入しているんですけど、勿体付けて無駄に引き延ばしてグダグダな作品だらけな昨今、実に潔いと思う事にしました。
妹キャラな新入部員が入部して、真面目に練習したい後輩といい加減な先輩のやり取りという天丼がやたら冗長でウザかったですけどそれはともかく、ポイントはこの後輩(中野梓)が持っているギターが赤のムスタングという事でしょう。平野綾涼宮ハルヒの激奏で使っていたのも赤のムスタングでしたよね。手の小さい女の子が使うギターとしては非常に良い選択なギター。だったらこの役平野綾がやればいいのになあ。
しかしこの作品、こういう細かい部分で、実に痒い所に手が届く描写が多いんですよね。ついでにオープニングにもあずさが登場しましたけど、曲を2バージョン用意してくれていたら最高だったと思うんですけどね。最初はギターが1本だけで、あずさ登場と共にツインギターになって「おぉ!このカッティング、この小さい娘が演ってたのかよ!!」みたいな。
ついでですけど、澪が左利きベーシストなんですけど左のギター(ベース)って、ルックスがバランス悪くて超格好悪いんですよね。自分で言うんだから間違いない。

これが格好良く描けているから素晴らしい。原作全く知らないので元の画がどうなのかわからないですけど、アニメって動かす事前提で作画するからさらに難易度高くなるはずですよね。ここが地味にこの作品のツボ。