エプソムC&CBC賞

いつまで続くかと思われた東京地方の雨も、ようやく梅雨入り宣言が出された事で快晴続きです!!ありがとう気象庁!!こうなったら「東京はもう永久に梅雨です。あと永久に真冬。ついでに北朝鮮の核開発も絶好調です。」くらいの発表をしてくれればありがたいかなと。とか言ってると明日雨降りそうですけど。
ところで、相変らず暇なプロ市民等が「エコ!!ロハス!!エコ!!ロハス!!」と五月蝿くてあれ間違えて「エロス!!」って叫んじゃわないか冷や冷やするんですけど、絶対この数年東京は日照時間が減少していると思うんですよね。雨も多いけど、「雨が降る」というより「堪えきれずに水が天から漏れる」っていう印象の雨な気がしてるんですよ。
何が言いたいかというと、本当に北極の氷が解けて「水」の表面積が増えているなら蒸発する量も当然増えているのではないかと。そうなると雲の量も増えているはずで自然と日照時間も減っているはずだと。そうなれば全体的に観ると気温も下がっていると見做しても良いのではないか・・・と言う話をふと(自主規制)な人にしてみたら「そんな事はない!!温室ガス効果で、太陽が出なくても地球は温暖化!!エコ!!ロハス!!」と言い切られてしまったんですけど、彼女に「何故夜は昼より気温が低いのか」を説明するにはどうしたら良いでしょうか。


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さて今週はエプソンCとCBC賞
まずエプソムC
「直線長い左周り」という設定ならシンゲンが馬券から消える理由ないよなあ・・・と思うんですけど、オッズはともかくこの馬結構嫌われてますね。やれ反動が心配だの名前がダサいの何だのと。そんな事より夏場の実績が無い事を気にしなくて良いのかと思いますけど。ドスローの上がりだけの勝負にされるとエンジンがかかる前に終わっちゃう馬みたいですけど、ここは大丈夫ではないかと。
ところで「エプソムCとはどういうレースか」というと、「実は上がり最速の馬が馬券から消えるレース」なんですよね。Cコース開催に変更になったこの2年はそういう結果になってるんですよ。キレる馬ばかり上位に来た印象のある昨年でもレースの上がり35.3ですからね。それ以前の結果を観ても「トニービン>サンデー」という傾向は否定できない。
ただし、今日の結果を観るとどう見ても外差し馬場ですよね。
じゃあそれも含めて
・上がりが早い競馬は苦手な馬
・コーナー2回のコースが得意な馬
・外目から中団に付けてくれそうな馬


と観ていたら、ミストラルクルーズが妙に気になるんですよね。
この馬、小回り専門家の印象があるけど、コーナー2回のコースは(0.1.0.1)。
「じゃあ買えねえじゃんか」とはいかないんですよ。その中身はデビュー2戦目の府中1600でリザーブカードの0.1差(上がりも0.1差)2着と、昨年の新潟記念アルコセニョーラと0.4差4着(上がりは0.1差)。新潟記念天皇賞馬:マイネルキッツと0.1差ですからね。アルコセニョーラが得意な舞台で52キロの軽ハンデだった事を考えると「ミストラルクルーズは実はコーナー2回の左周りが得意」という推測も成り立つ。この馬、裂蹄の影響で冬場は走れないせいもあってバリバリの夏馬ですからね。展開を見ながら自在に好位置キープできる馬だし、あと「実は昨年の七夕賞は出世レースだった」という説も有り。ていうか「福島2000に良績があったりして小回り専門家と見せかけて、実は新潟記念を上がり2位の数字で0.4差負け好走」というのはグラスボンバーと全く同じですね。ああもう複勝は確実に当たった気がしてきた(笑)。


上の条件から外れるところではショウナンラノビアですかね。ノッてるデピュティ系はなめない方が良いので。この馬に関しては散々ヴィクトリアマイルCで語った通りなので繰り返しませんけど、外差し馬場なのが不安な点以外は欠点なし。あとヤネが私の天敵な所も個人的に欠点ですが。
ヒカルオオゾラは一番人気で買いたいタイプではないんですよね。まあ有力でしょうけど。この馬安田記念に出てくれば面白かったのになあ。



CBC賞
ハンデ戦は嫌いなんですよね・・・。ただここは中京1200ハンデ戦なので、「広いコース、少頭数、逃げてブッチギリ・・・等のごちゃつかない競馬で好走して人気の馬は嫌う」という感じじゃないですかね。
そう観るとカノヤザクラコレデイイノダ、メイショウキトリ、エイシンタイガー辺りは消そうかなと。コレデイイノダのどこら辺が人気なんだよと自問自答せずにはいられませんが(笑)。
トレノジュビリーも消したいんですけどねえ。藤原英昭厩舎の馬はただでさえ連対率4割の驚異の成績なのに岩田騎手が乗るとさらに成績上がるんですよ。恐ろしい。


ところで、「データを検討する時、どこまでを範囲とするか」という話をしてみたいと思うんですけど、例えばこのCBC賞の過去のデータ、「過去10年を観ると3歳馬でも通用している」みたいな事を言う人がいたらすぐ「ダウト!!」となる訳ですよね。ずっと12月開催だった物が2006年から6月開催になって、当然それからは3歳馬は全く来てないわけですから(一応書きますけど、他の理由で3歳馬を買うのは構わないですよ)
じゃあ近年の中京芝1200の傾向から・・・というのも怪しいんですよね。中京は阪神競馬場改装等に伴う変更絡みで、ガチガチの馬場に改造されてから昨年までの2年くらいは全く傾向が違ってましたから。具体的に言うとそれまでフジキセキ産駒はこのコース大の苦手だったのに、異常な勢いでフジキセキの庭になってましたから。


で、ちょっと現在の中京芝1200の傾向というものを観てみたいと思うんですけど、


上は6番人気ピサノパテック2着→7番人気スピニングノワール3着。下はメジロシリング13番人気1着。
ピサノパテックは「中距離で頭打ちのサンデーが1200に路線変更」。メジロシリングはロドリゴデトリアーノ産駒。要するに「過去の中京1200の傾向に戻った」と見做して良い状態ではないかと。


それを踏まえてとりあえずダンチヒが入った馬は絨毯爆撃した方がよろしいかと思うんですけど、中心はボストンオーで。アドマイヤベガ産駒はこのコース得意ですしこの馬自体このコース得意ですからね。今日の朝の段階で複勝1,2倍なんていう卒倒するようなオッズだったんですけど、落ち着いてきたので大丈夫でしょう。あとはスピニングノワール。昨年2着の馬が昨年以上の状態で人気薄な意味がわかりません。