おしマイケル

「狂う」っていう言葉は放送禁止用語なんだそうですね。病気の方への配慮というだけでなく、「時計が狂った」なんていう使い方もダメで、テレビで「あの時計狂ってるね」等と言うとディレクターがすっ飛んできて言葉遣いを直されるそうです。


でも、「狂」っていう字は「けものの王」と書くわけですよね。と言う事は、「キチガイ」を訳すと「百獣の王の精神」。英訳するとLION HEARTだ。つまり、あの国民的5人組も第87〜89代総理大臣もみんなキチガイだ。ちゅごいねニッポン。
偉人が本気になった時は自らの事を「狂人」と名乗る〜という話があって、勝海舟が幕府の役人に見切りをつけて退職届の署名が「海舟狂夫」。吉田松陰が獄中から書いた書が「狂夫の言」、山県有朋奇兵隊時代名乗っていた名前が「山県狂介」、葛飾北斎が最終的に名乗ったのが「画狂老人卍」、ニイチェといえば狂気。




というフリから話題を繋げて良いのか分かりませんけど、マイケル・ジャクソンが亡くなったんですよね。どうでもいいけど、あの河村官房長官の「顔が白くて黒人っぽくなかった」という発言はどうなんでしょうか。心の中でどう思っても構わないけど(実際その通りだし)、なんでこう、日本の「偉い人(笑)」はこんなにも隙だらけなんですかね?
私は、人から趣味が限定的でスノッブでニッチだと思われる傾向があるみたいなのでマイケル・ジャクソンなんて興味ないと思われてるっぽいんですけどとんでもない!大好きですよ。以前から「マイケルこそが正しいJBの後継者であり、つまり世界で唯一無二の真のエンターテイナー」と言い続けている訳で。


という訳で、今日はお奨め商品を推薦しておこうと思います。

みればわかるマイケルのライブDVDですね。「客席ばかり映ってちゃんとダンスを見せてくれない」等の批判があるのは重々承知ですけど、ベルリンの壁崩壊からそれ程間のない1992年の東欧のファンのぶっ壊れっぷりを鑑賞するだけでも意義深い。失神した客が担架で運ばれる様を延々追い続けてますからね(笑)。どんなライブDVDだよと。
クレーンを使ったパフォーマンスなど、完全にジャニーズなどのアイドルのコンサートの元ネタになっている仕掛けが一杯出て来て興味深いです。マクロスFのあれもこの流れだなあ。ガチガチの「音楽ファン(笑)」じゃない人が観た方が楽しめると思います。合掌。