2009年7月期今期アニメ(1)

はい。なんだか結構「今期アニメ」とかで検索して来られる方がいたので、まだ今期作品全部観ている訳ではないんですけど書いてみようかなあと。



今の所観たのは、前期から引き続きのパンドラハーツハヤテのごとく2!、涼宮ハルヒの憂鬱鋼の錬金術師、かれこれ5年目のケロロ軍曹を含めて


青い花
大正野球娘。
惨・絶望先生
うみねこのなく頃に
プリンセスラバー!
かなめも
化物語


といった辺りですね。
パンドラハーツは正直広橋涼の声を聴くために観ているだけなんですけど。エコーの「くちゅん」というくしゃみで悶絶。あれを目覚ましにしたい。目が覚めるかどうかは疑問ですけど。
ハヤテは、第二期開始当初は「第一期の方が面白かったんじゃないの?」と思っていたんですけど、段々好きになってきました。第一期も後半はアニメスタッフの自己主張がウザかったもんなあ。今回の方がかわいいですしね。特に伊澄が。
ケロロはこの期に及んでまだ面白くなって行ってるのが凄い。こっちは逆にアニメの暴走振りが面白い。特にタママ。凄くナチュラルに「黄色先輩」「赤だるま先輩」「泥舟先輩」って呼んでるのが好き。あと桃華登場回は絶対外れがない。


さて今期スタートの作品。
青い花
6月に「来期開始のアニメで楽しみなもの」として名前を挙げるのをすっかり忘れてました。私の大好きな志村貴子作品がついに。感無量です。自分が思い入れたっぷりな作品がアニメ化(実写化)されるのは正直嫌なんですけど、これは観ます。オープニングの百合っぷりに吹いたり、あーちゃんの茶髪の安っぽさにがっかりしたりしながら。背景の樹木を絵筆で描いた様なタッチにしている辺りには原作世界を大事にしようとする意図が見えて好感が持てますが。


大正野球娘。
「まだまだ女性はおしとやかでなければならないという偏見で観られていた大正時代に、女学生が、自分達で野球チームを作って奮闘する」という青春物。普通にさらっと観れます。嫌味じゃなく、全く巻き戻さずに最後まで見て完全に理解できる作品は今時貴重。
これ、なんで深夜アニメなんですかね?教育テレビで土曜夕方6時とかにやるべき内容だと思うんですけど。こんな人畜無害な作品でも「アニメだから有害。理由はアニメだから」とか精神異常者の方々に差別されるんですかね?例えば今放送している大人気全裸アイドルの番組:「草なぎに魔の誘惑?!海の家で秘水着娘アクセ外し」の方が明らかに青少年に悪影響を与えると思いますが。


・惨・絶望先生
これで3回目ですよね。以前から「これだったら原作読んどけばいいなあ」と思っていたんですけど、ますますその傾向に拍車がかかった気が。


うみねこのなく頃に
今期の目玉商品ですよねえ。全然原作知らない(というかわざと観ないようにしている)んですけど、名作ひぐらしの、良い意味でキモウザいテイストが踏襲されているなあ。「うー、うー」ってうるさい子供とか。他人を罵倒する場面でやたらに「ピー」が入っていたんですけど、あれだけやられると何を言っているのか気になって、DVDを買おうか迷っている人の背中を押す事になりますよね。自主規制をやり過ぎて、テレビ放送の価値が下がってその分DVDのプロモーションになっている。
あと、これエンディングテーマもウザくて素晴らしい。こういう、「バンドで自分で演奏する事を前提にしたら絶対に作る訳ないような曲」こそがアニソンの存在意義ではないかと。私がこの数年で買ったCDはほとんどがアニメ関連になっちゃってますけど、「声優さんのオリジナルアルバム」ってやっぱり面白くないんですよねえ。「替わりはいくらでもいるだろ」って思ってしまう。話が飛びますけど、私は常々「水樹奈々って、つんく♂にプロデュースさせたら最高なんじゃない?」って思ってるんですよね。あのこぶしまわりっぷりって完全に演歌じゃないですか。ならばつんく♂の出番だろうと。水樹奈々といえば当然声優な訳で、つまり役者=演じ手。「演」ずる「人」が歌うから「演歌」。そういえばキングレコードといえばアニメと演歌だもんなあ。と妙な事で納得してしまいました。どっちも良くも悪くも似た環境だしなあ。余談ですけど、ギター教室を主宰している私の親友が先日串田アキラさんにお会いして、「プロでやりたいっていう人いない?いたらウチのプロダクションに声かけてよ!」と紹介されたそうです。プロになりたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか(笑)。


プリンセスラバー!
これがまた意外と面白そうで困っちゃうんですよね。別に困らなくてもいいんですけど、あんまりチェックする作品が多いとついていけなくなるなあ。これもエロゲ原作なんですよね。そしてまたもや若本規夫が(笑)。ほとんどのアニメファンがそうなんでしょうけど、若本ボイスを聞くだけで吹いちゃう体質をどうにかして欲しい。そしてこの作品、マクロスFの演出をされていた方が監督なんですね。道理で期待感たっぷりなはずだ。


かなめも
まんがタイムきらら原作でTBS(←テレ東でした。何故間違えたんだろ)。ひだまりスケッチと同じだ。
以前書きましたけど、私はひだまりスケッチを「学園物に見せかけたホームドラマ(沙英=父親、ヒロ=母親、宮子=長女、ゆの=次女、うめてんてー=座敷童子)」だと思ってるんですけど、かなめもも同じ感じですよね。かなめもの方がモロに「下宿」っていう感じで、もっと世代が古い感じかな。取りまとめているのが小学生で釘宮理恵。これが良い。
そしてもちろん広橋涼も出てますよ。100%混じり気無しに広橋涼演技だ(笑)。


化物語
西尾維新の原作ですよねえ。本屋に行くと物凄く目立つアレ。ボックスに入っていて妙に高いから買おうとは思わないんですけど。
アニメは凄く面白そうで期待できます。できますけど、観る限り原作は結局ラノベですよねえ。ヒロイン(?)の「私みたいなのをツンデレって言うんでしょ?」という発言でちょっぴり萎えた。あれツンデレというかヤンデレというかもはやヤンヤンですよね。あそこからデレられるものならデレて欲しい。斉藤千和の声であそこからデレられたら死ねる。ルッキーニみたいな駄々っ子演技されたらヤバイ。駄々をこねらせたら斉藤千和世界最強クラスですからね。



他にも色々有りますけど、まだ未見なので追々感想などを書こうかなと。