海へと

電車一本で海水浴場まで行ける所に住んでいるのに(ちなみに、単なる海なら自転車で行ける所にあります)海なんて全然行ってないよなあ。多分社会人になってから泳ぎに行った事ってほとんど無いはずだよなあ。海を見に行った事なら何度かあるけど。


と、この数年思っていたんですけど、今日三浦海岸に遊びに行ってきました。「武藤敬司トークショー」に釣られて(笑)。休日がある仕事っていいよねぇ。「遊びに行く」っていう事が出来るんだもんね。
前日に台風が来ていたので、「台風ならウチでやるべき事をやる。晴れたら海。」と、言ってみれば自分に賭けをしていたんですね。勝ったのか負けたのか良く分からないですけど。楽しかったので圧勝でいいか。


久々に海に行って気づいたのは「海苔の香りを『磯の香り』って表現するけど、ほんとに磯の香りなんだな」と言う事。今までの自分の感性の鈍具合を実感する事となる。あとクラゲが多い。そして無邪気にはしゃぐ子供は無条件に良いものである。


トークショー自体は時間が短かったんですけど、武藤社長の人の良さが随所に見えて最高でしたね。一緒に出演した諏訪魔(随分スリムになっていて驚きました。さすが、トップレベルのアスリートは落とそうと思えば簡単に落とすんだなあ)のタイトル挑戦を宣伝したり、ゲストの腐男塾もがっちり持ち上げるし、若手選手が出て来た時も「こいつは上海から来たから海を観た事が無かったらしいんですよ」「今ここにいる若手全員独身ですから、良さそうなのがいたら持って行って下さい」「浜は体重が重すぎて、両国か工場にでも行かないと計量できないんですよ(ちなみに、一番最近計量したのは「鉄工所で計って202kgでした」との事。。」「浜、お前太り過ぎておっぱいの下だけ日焼けしてないぞ」「こないだ、携帯の音がなって誰の携帯かと思ったら浜がおっぱいの下から携帯を出して話しはじめたからびっくりしちゃってさぁ」等と、自分の話しはほとんどせずに周囲の人の売込みばっかり。プロレスラーで社長なんだから「俺が、俺が」になって当然だと思うんですけどね。さすが受け身の天才武藤敬司
最後はTシャツにサインを入れてもらいました。握手してもらう時に武藤ベアーのネイルアートを見ようと思って忘れてしまいましたけど、武藤社長は正面から見ると瞳がちょっと青っぽくキラキラしていて最高でしたね。海だったからかなあ。でも偉大な人間はどこかかわいいもの。最高だ。