神戸新聞杯アフター




まあ別にずるくは無いんですけど(笑)、枠順(と、馬体重)が思惑と違ったんで事前予想とは違う馬券を買ってさっくり万馬券をいただきました。我ながら、最初は馬単ボックスを買おうと思ったんだけど直前で「リーチザクラウン頭の馬単馬連にしておいた方が、イコピコが勝った時美味しいな」と思って姑息にばらした馬券を買う辺りが渋いと思います。と言うかせこいです。これで¥1900が¥50000くらいでしたかね?実際は押さえのワイドも当てているのでガッツリ儲けましたけど。
改めて馬柱を見返した時にですね。リーチザクラウンがすんなり逃げる事はもう確定で、他の有力馬は無茶し無いから絶対スローの上がり勝負になる事は見えていたんですよ。
そうなると、スローの用意ドンになった時に切れ味が足りないアンライバルドアントニオバローズはまずいらないだろうと。で、リーチザクラウンは実に手堅い馬なので(皐月賞はこのブログで推理しておいた通り中途半端に感覚を空けての初輸送だからかかっただけで、本来は連を外さない手堅いタイプですよ)、まずこの馬中心でよいだろうと。そしてメンバー中「スローで33秒台の上がりを使って勝った馬」がアプレザンレーヴイコピコ、トップゾーン、バアゼルリバーの4頭しかいないからこっちが対抗候補。中でも対戦相手からみて信用できそうなイコピコアプレザンレーヴ、特にアプレザンレーヴは固いだろうと見ていたんですね。
ところがいざパドックを見たらアプレザンレーヴは24キロ増で明らかに太いんですよ。これだけ気温も高くて前日に本追い切り並の調教までしてこの体重じゃしょうがないなと。一方リーチザクラウンも18キロマイナス。この一族は常に馬体重減に悩まされる一族なので正直頭を抱えましたね。ただ一週前追い切りが物凄い時計だったのでこれはその分のマイナスだろうと。パドックでは落ち着いていたからまあここは連は外さないかなと。ちなみに私、リーチザクラウンは全てパドックで判断していますけど外した事無いです。相性最高。
こうなるともうイコピコしか見えないわけですよ。四位洋文というお方は阪神&京都の外回り上がり勝負になった時の判断力は恐らくナンバーワンなので、信用しても良いだろうと。
結果としてイコピコは完璧に折り合ってのあの切れ味なので、本番でも有力でしょうね。リーチザクラウンは馬体重を考えて調教も目一杯でいけなくなると思うのでそこが怖いですね。ていうか橋口先生の2ゲッタークオリティの理由が全てここに詰まっていた気がします。ここで差し損ねた馬を本番で狙いたいのでトップカミングなんかは美味しいんですけど賞金的に無理でしょうね。賞金持ってる組が尽く別路線なので滑り込むかもしれないですけど。あとは内で詰まって脚を余したシェーンバルトぐらいでしょうか。
本番はここにナカヤマフェスタが加わるくらいでしょうか。ブレイクランアウトはよく分からないです(笑)。この程度のメンバーならストロングガルーダとかアイアンルックとかフィフスペトルとかが出てくれば、少なくとも掲示板は充分狙えると思うんですけど何故に各陣営逃げ廻るんですかね?