福島記念等

ね?酷かったでしょ先週のエリザベス女王杯(笑)。今年の秋の府中京都のホースレースは競馬じゃなくてチン馬なんですよ。誰がどう観ても競ってないもん。JRAJAROに訴えれば余裕で勝てるレベル。馬券買ってないのにあそこまで怒りを覚えたレースって記憶に無い。まあとりあえずシャラナヤが日本適性を見せてくれただけで満足です。


と、いうわけで、府中と京都には触りたくないので福島のレース。この秋唯一の重賞だ。わーい。


サクラオリオン
雰囲気的にそれ程人気しなそうなので。この馬上がりが35秒以上かかるコーナー4回の中距離戦大得意ですからね。ていうかこのレースは何故かミスプロ買っておかなきゃいけないレースなんですよ。加えて今開催の福島2000mはやっぱりミスプロ来まくっている。ちなみに福島3戦3敗が人気を下げるかもしれないですけど、全部2ヶ月以上間隔空けた時のものなんですよね。この馬間隔空けるとダメなんで。
ショウワモダン
冬場の季節馬なので待ってました!なんですよ。あとテレンコなので「大失敗で最後方競馬になった割には0.6差まで詰めた京成杯AH→前走OP特別をボロ負け」の流れも良い。
▲ドリームフライト
福島記念は意味不明な馬が馬券に絡む事が多いけど、大抵は血統に根拠があるんですよね。スタミナレースに母父リアルシャダイが出てきたら黙って買いですから。もっとも、過去のこのレースの超人気薄爆走馬はさすがにその年連対経験があるのでここまで不調が長い馬はどうかと思いますけど、昨年の12月に連勝しているからギリギリOKで。あと今年の七夕賞は差し決着の中で0.5差に粘っているし、そういえばこの馬も季節労働者ですね。
トーセンクラウン
福島2000mで強いオペラハウス産駒でこの馬右回りなら連対率50%超えてますからね。
アルコセニョーラヤマニンメルベイユ
過去の実績組ですね。




と、いいつつ、とりあえずマイルチャンピオンシップの検討はします。来年振り返った時のために。


ストロングガルーダ
しつこいですけど今年の秋の京都はマイル以上ならダンスが来過ぎるほどに来ているので。あとマイルGIといえば福永だし。


それだけじゃないんですよ。


マイルCSといえば前走富士ステークス組がボロボロな事で有名なんですよね。でも「何故?」という問いに明快に答えた人っていないと思うんですよ。ただ単に成績が直結して無いだけで「適性が違う」と断ずる人も入るんですけどそれは違う。どちらもサンデー×ノーザンダンサー、とりわけサンデー×ノーザンテーストが強いし直線が長いコーナー2回のマイルで後ろからでもさせちゃうレース。
そもそも府中と京都が合わない訳が無い・・・と思って過去10年のマイルCS対馬を良く観たらビビリますよ。20頭中16頭が前走府中のレース。残り4頭の内3頭はスプリンターズSからの直行。なんと前走関東のレース率95%。こんなの観た事無い。
じゃあ適性以外で何がこの「富士S組はマイルCS惨敗」という結果に至らしめているのかというと、一言で言ってローテというか本気度じゃないですかね。富士Sは夏から使っている叩き3〜5戦の馬を狙うのが常套手段ですし(とか言ってるとこの2年は休み明けが勝ってるんですけど)、富士Sを勝って賞金を積んでGIに出てくるような馬はもうお釣りが無いのだろうと。
実際富士Sから来た馬で過去10年で連対した馬が2頭。トウカイポイントダイタクリーヴァですけど、どちらも充分間隔を空けて富士Sを叩いて本番に臨んでいる。しかも両馬に共通するのは1800重賞勝ち馬で早い上がり(上位2位以内)で中距離重賞を連対出来る事。もうストロングガルーダしか見えないでしょ。
ちなみに昨年富士Sを叩いて本番に臨んだ馬を見るとサイレントプライドエイシンドーバーショウナンアルバマルカシェンクと全滅。ただ、マルカシェンク以外はその後も2桁惨敗を繰り返しているので適性以前の問題ではないかと(サイレントプライドは輸送競馬は2戦していずれも掲示板外ですからね)。マルカシェンクは苦手な多頭数競馬で0.4差6着。カンパニーと半馬身差。やはり「富士Sは叩き台に使った馬のみ信用が置ける」とすべきではないかと。
で、富士Sを叩き台にした馬は他にサンカルロとアブソリュートがいるんですけど、明らかに輸送がダメっぽいアブソリュートは「人気がなければ勝っても良いかと」という感じ。この馬一度勝ったら必ず2連勝→惨敗の流れなのでめでたくここを勝てば次は人気で消して美味しいでしょう。サンカルロは良く分かりません(笑)。距離適性がマイルより短めだしシンボリクリスエス産駒は不器用な馬が多いので嫌いたい所ですけど、このレースは最後の直線が必ず横一線にばらけるんですよね。ヒモに入れたら面白いんじゃないですかね。
後はこのレース名物「母系にリボー」ですけど、該当するのがサプレザぐらいなんですよ。それ以外も零細血統固めで、ラウンドテーブル(父プリンスキロ)のクロスを持っているから明らかに大舞台向き。ちなみに父はミスプロ×Salsabil=アイルランドダービー勝ち馬(90年ぶりの牝馬勝馬)。あとコレ調教師はエリ女でタイガーテイルを3着に持ってきた過去あり。58キロ背負って GI勝てる馬が55キロで出れるのも怖い。ただ、少頭数直線レースを勝っただけじゃ軸にはしたくない。あと下り坂を利してでかい馬が雪崩れ込むレースなので小柄なのもどうか。