12月になりました。

「万能ねぎ」を「板東英二」と聞き間違えたり「浅尾、ペア解散」を「浅尾、ヘア解禁」と読み間違えたり壊れがちな今日この頃いかがお過ごしでしょうか。もう12月ですねえ。寒いのが大の苦手な私でもワクワク感やソワソワ感を禁じえません。
昨日は黒沢明「乱」を観ていたんですよ。黒沢作品といえばビートたけしが「黒沢監督の作品はフィルムの一コマ一コマが全部名画」と評した映像美なんですけど、セリフの切れ味も抜群ですよねえ。「狂った世の中で気が狂っているのはまともな証拠じゃ」とか「部下に命じておいて責任は取らないと申すか。大した大将じゃ」とか「狐は良く女に化けて悪事を働くと申します」とか。うろ覚えですけど。
最初の合戦のシーンは効果音(馬の蹄の音や人の声など)が一切無しで音楽だけをバックに淡々と殺し合いが続くんですよね。EVA弐号機とエヴァシリーズの戦闘シーンを思い出す。あと、どうでもいいけど競馬好きとしては戦国物の合戦シーンには是非引退した競走馬を使って欲しいですね。それだけで競馬ファンは観に行きますよ!最後やっぱり大外からファストタテヤマが飛んできたりとか(笑)。


ところで最近、東京ではこんな電車(山手線)が走りまくっているんですよ。

全面マクロスFというかランカとシェリルだらけ。素晴らしい(笑)。まあ、大きな意味で加藤和彦追悼イベントという事で許していただきたい。


というわけでそろそろ今期アニメも最後の直線というところですね。


超電磁砲クラウドコンピューティングっぽい話が出てきました。アスラクライン2ではスプリングエイトっぽいネタも出てきました。中学生くらいを対象にした物語でちょっと難しいのでは・・・って、良く考えたら自分が中学生の時にもログインとかの雑誌で「超ヒモ理論」とかの話は読んでましたからね。もちろんはっきりとは理解できている訳はありませんけど。


うみねこはもう何が何やらなんですが(笑)、恐らく世界一名前は知っているけど読んだ事無い人が多い小説:ウラジミール・ナボコフの「ロリータ」を読んでいて思い出したんですけど「ベアトリーチェ」ってダンテの幼少期の心の恋人ですよね。じゃあ金蔵がダンテかというと、どっちかというとダンテの方が悪魔っぽくて、銀行員と結婚した実在のベアトとは立場逆だなあ。まあそれはどうでもいいんですけど、ひぐらしの方がわかりやすくていいなあという感じはします。今の所。
関係ないけど、「ロリータ」って「ロリータ・コンプレックス」という言葉のイメージのせいで不当な評価を受けていると良く言われますけど、この本十分パブリックイメージ通りの変態ですよ(笑)。「わが肉体の中で沸き立つ喜びを煮出すこと以外は何事もどうでも良くなるような」とか「快楽の神経はもう剥き出しにされていた。ほんの少しでも圧力を加えれば、楽園の扉が全て解き放たれてしまいそうだった。」とか「記憶に残っているのは一着のピンク色の布地で、着古して、穴が開き、縫い目に沿ってかすかにつんとするような匂いが残っていた。私はそこにハンバートの大きく膨れ上がった心臓を包み込んだ。激しく燃えるカオスが私の中に湧き上ってきた」とか、要するに婉曲的表現の変態好意で全編埋め尽くされているような本ですから(笑)。まあ面白くなるのは第2部からですけど。


夏のあらし!がようやく話を進める気になったみたいですけど、ナレーションの麦人さんって父と兄が歌舞伎役者の嵐芳三郎(それぞれ五代目と六代目)なんですね。なにげにこの話のナレーションにピッタリだったと。やっと私が待ち受け画面にしているほど好きな中学生あらしさんが登場だ。


ささめきことの好調が止まらない。
話の枝葉の部分がいちいち面白いんですけど、そこに力を注ぎ過ぎで本末転倒な作品だらけの昨今、ちゃんと結局風間は純夏の事ばっかり気にしてるジャンというのはしっかり描いていて好きだなと。あと高垣彩陽(純夏)の、心の声の棒読みセリフ(「こんな所に天然ボケの逸材がー」とか)が凄く好きです。


あと、今さらですけどなのはの変身シーンがTBSでもそのまま流れて良かったです。モザイクかかって逆にエロくなっていたらどうしようかと密かに心配していたんですけど(笑)。