ストンコ待望論

先日書き忘れましたけど君に届け平野綾の腹黒キャラが凄く良いと思います。
でも貞子観てると何かイラつくんだよなあ。女子が良く「カワイイ」という褒め言葉を使いますけど、本質的には「カワイイ」っていうのは何らかの欠点を伴うものだと思うんですよ。一見褒めている用に見えて実は相手を見下して心理的優位に立っている女子特有の便利アイテムというか。つまりカワイイとウザイは表裏一体なんですよね。多分。「可愛さ余って憎さ百倍」という言葉があるように。



さて、今さらですけどどうでしたか?事業仕分け
個人的な感想は「醜悪だなあ」の一言なんですよね。ああいうのがお好きな方々がいっぱいいるのは承知していますけど。
何度かブログで書いている、僕のクセのようなものですけど、「正義の快感」に酔いしれている人間ほど醜悪なものは無いと思うんですよ。我々アニオタは「絶対的な正義等というものは無い」という事を延々叩き込まれているから、あの気持ち悪さに気づくと思うんですけど。
しかも、その正義の道具になっているのが財務省主計局のシナリオというのがねえ・・・。
何だか無性に全盛期のWWFが恋しくなっちゃったんですよねえ。仕分け人もキモイけど役人もクズな訳で、WWEなら「ガシャーン!」とガラスの割れる音が響いてスティーブ・オースチンが乱入。仕分け人も役人も両方椅子でボコボコにしてくれるところだ。
ていうか、これだと財務省が事実上予算編成も行う事になっちゃうから、役人が国会の権限を奪っちゃう訳ですよね。キチガイ法務大臣は勝手に個人的な権限で裁判所の決定を無視しちゃうし、どんどん三権分立がぶっ壊されていくなあ。そして肝心の首相は、検察の追及の手を逃れるために超高速で国会を閉会し、首脳会談を口実にアメリカに飛ぼうと思ったら「会談をやる必要は無い」とお断りされるという(笑)。
反動で「ノーベル賞受賞の科学者や、スポーツ選手が仕分けに反論」とかいう話になっていますけど、だからイヤなんですよ。結局こういう「わかりやすい(笑)」物だけが大事にされちゃうんですよね。あと、「民主党マニフェストはプレゼンにしか見えない」って以前書きましたけど、このやり方が定着しちゃうと、本当に国にとって必要な仕事をしている人の意見が反映されずに「プレゼン(笑)」のお上手な人間の意見だけがどんどん通るようになっていきますよね。お願いだからその事を気持ち悪いと感じて欲しい。


あと、「科学技術方面をバシバシ仕分けして行っているのが、鳩山の金融サミットでの記者会見のセリフを卓袱台引っ繰り返していて素敵ですね」というような感想をいうと「頭の良い方(笑)」に「鳩山首相は、教育に力を入れる方針だから、間違っていませんよ」とか言われるんですよね。「教育に力を入れる事で11年後に温暖効果ガスを25%削減できる」という発想にまるで説得力を感じないんですけどね。
もう何か、本当にストーンコールドに出て来てもらってどいつもこいつもぶん殴ってもらいたい。