阪神JF

昨年と全く同じ事書きますけど、


快感とは薄められた痛みの事である。


「痛快」って書いてみて改めて分かった。


だそうだ。最近痛快な馬券取ってないなあ。ていうか痛快なレース観てないなあ。


さて今週は阪神JF


これまた昨年のデータ通りに絞って行きましょう。


まず(1)マイル以上のレースを厳しいラップで勝った馬。
アニメイトバイオ
2歳未勝利:12.5-10.8-11.5-11.6-11.9-11.9-12-12.2
メンバー的に弱いですけどそれはその後の活躍で相殺。息の入らないペースを前目で押し切って、中山の急坂でこのフィニッシュなら上等でしょう。
ちなみに曾祖母レインボーローズはセキテイリュウオーの母親ですね。気になるのは、体重が減り続けている中での関西への初輸送ですね。加藤征厩舎なんか抽選待ちのグローリーステップを栗東で追いきってるのにこの馬とモトヒメは・・・
・タガノパルムドール
2歳新馬:12.4-10.9-11.4-12.1-11.7-12-11.9-12
内枠先行馬が上位に来る中で差してきたんだから強いでしょう。
血統的には、順調に使えていれば確実に重賞を勝っているはずのタガノエルシコの妹で、リローンチ、グリッターマン、ルビアノ等のパワー型種牡馬を多数出している牝系で、今年幻の来日を果たしたサマーバードも同牝系です。最近活気が出てきている牝系の初仔というのが良い。
・ベストクルーズ
2歳未勝利:12.5-11.1-11.6-12.1-12.6-12-11.2-11.6
他と比べるとヤヤ微妙な数字ですけど、その後重賞で好走している事も含めて。
母マサコチャンは名前で侮ることなかれ「天皇賞馬」ニッポーテイオータレンティドガールといったGI馬の妹で良血です。ちなみに娘(ベストクルーズの姉)にはアイコチャンという馬がいるんですけどアイコチャンの母親はキコチャンだったような・・・。産駒成績はイマイチですけどマサコチャンのキャリアや、そのことに基づいたマサコチャンの人格を否定するような動きは許しません!ていうかまさかの有馬記念ブエナビスタ乗り替り事件が発生しようともこのコンビは継続なんですか。天皇家並にドロドロ展開がありそうにも思えるんですが。
アパパネ
赤松賞:12.3-11-11.9-12.3-12.4-11.6-10.9-12.1
内容の検討をせずに単純に数字だけでふるいにかけているのですけど、これはちょっと信用置けない感じがしますね。このレース短距離の高速逃げ馬(アイアムルビー。次走で中山ダート1200をぶっちぎり圧勝。)がペースを作ったから見かけ上楽な数字が無いだけで、ラストが1.1秒も落ちる流れを差したからといって高評価は出来ないと思います。府中で、坂を上りきってこんなにラップが落ちるレースを勝った馬じゃあ阪神の最後の坂で確実に捕まると思うんですが。
赤羽といえば林家ペー・パー子夫妻の住んでいる土地ですけど、期待通りピンクの枠を引き入れてくれてネタ的には満足です。馬券的にはギリギリ3着でお願いします。ちなみにこの馬も関東馬ですけど、さすがは安心のブランド:僕の大好きな国枝先生は当然栗東で調教しています。


続いて(2)1400以下で逃げて(もしくは3番手以内)上がり2位以上の数字。
・メイショウデイム
新馬戦を逃げて、上がり2位の数字で優勝。
実はこの馬、2歳戦なんてほとんど観ない私がラップだけで検証して週頭に本命を付けていた馬なんですよね。その時は予想オッズが25番人気単勝230倍とかありえない数字だったんでこれは美味しいぞと思っていたんですけど、さすがにそこそこの数字に落ち着いてきたみたいです。まあ調教で栗東坂路一番時計出してましたからね(笑)。最初から重い印に決めていた身としては余計な情報でしたけど。でもまあ、とりあえずメチャクチャ脚が速い事は理解した。


ところで、このレースは3年連続で優勝馬が翌年のダービー&オークスを制覇しているので「来年のオークス馬を探せ!」というテーマで観ている方が多いと思いますが、さすがに4年連続は無いと思います。見るからに小粒なメンバーだし。強いて選ぶならアニメイトだと思うんですけどね。小柄だし血統も筋が通っているし。
というわけで、今年はアストンマーチャンタイプを探した方が面白いと思うので
◎メイショウデイム
アニメイトバイオ
▲タガノパルムドール
△ベストクルーズ
アパパネ
で。