金杯

さて今年の競馬第一弾ですね。
今年から冬場でも重賞の前日発売を通年行う事になるらしいんですけど、一年で最も前日発売を行うべきこの金杯が対象から外れているのはどういう事ですかね？そんなに休みたいなら１月第２週から５１週間で番組を組んだ方がマシなのに。
今年のプレミアムレースは金杯プラス「平地GIレースがある競馬場の最終レース」との事。レース名に、そのGIを制した過去の名馬の名前を関して「○○メモリアル」と併記するそうです。「ノースフライトメモリアル」でハウオリが勝ったりしたらその馬券は価値あるよなあ。ちなみに過去のプレミアムの上乗せ率を観てみたら、ほとんどの券種が５％以上のアップになっているんですね。それ以下なのは３００円未満の複勝とかその辺。

では京都金杯。
サンデーが好走したのってハットトリックが勝った年に１〜３着を独占したくらいで、それよりはパワー寄りというかロベルト、トニービン、フジキセキあたりの先行馬の方にアドバンテージがある感じですよね。亀谷が「マイルCSよりダートっぽい血統」ていう言い方をしてるんですけど、マイルCSは直線がばらけるから瞬発力一本で決まるけど、こちらは冬場な上にハンデ戦だから、その分瞬発力だけの馬は脚の使いどころをなくす危険性も出てくると解釈する方が良いのではないでしょうか。

◎フィールドベアー
明日の京都は野芝6〜8cm、洋芝14〜18cmで行われるんですよ。洋芝色が濃いならこの馬の出番ですよ。血統的にはベストですし。
○クラウンプリンセス
この馬も「洋芝色の濃いマイル」は強いと思います。馬体減の心配も無いですし。って、前走はついに490キロまで増えちゃって逆に心配なんですが（笑）。最少時より62キロも重いよ（笑）。距離短縮で良馬場のマイルに出てきた時は、2〜3歳時の格上挑戦を除くと4戦3勝2着1回なんですよ。あと、昨年成長目覚しかった太宰騎手が今年もう一皮剥けるか試金石という意味も込めて。
危険な人気馬
スマートギア
背中に日本で一番下手な人が乗ってますからね。先頭がゴールした頃にようやく鞭を入れ始めると思います。まあそれはともかく、この馬は春馬だと推測しているので、ここで負けて人気ガタ落ちで春出てくるのが良いかと。

中山金杯。
アドマイヤフジが先行して押し切る競馬が続いたので傾向に変化が出たのかちょっとわからないのですが、基本的には「上がり勝負の軽い競馬で差し損ねたスタミナ自慢の馬が豪快に差しきる」タイプのレースですね。
◎トウショウシロッコ
前走で最得意分野の中山OP特別でも期待を裏切ってしまい「ついに重賞は勝てずに終了か」と思ってくれるならありがたいのではないですかね。この馬は上がりが早くなったらそこで試合終了な馬なので、前走はノーカウントで良いでしょう。
○ヒカルカザブエ
血統的にベストの舞台ですからね。強いし。
▲シェーンヴァルト
緩まないペースでのスタミナの削りあいならかなり好勝負できるはずなんですよ。だからペースが緩んだらアウトなのでこの印がふさわしいのではないかと。
△ワンモアチャッター
パッと観て一番条件合いそうに見えたのがこれなんですよね。
危険な人気馬
アクシオン
この手の「軽い馬場で好位差し切り」で勝った馬が一番危ないです。