シンザン記念アフター

最近このブログで鳩山政権批判をあまり書かないんですけど、別に認めているわけではなくて、あまりにもダメ過ぎて鳩山政権批判はごく当たり前の事になっちゃって今さらごちゃごちゃ書いても面白く無い事と、逆に民主党マンセーブログが一斉に勢い無くしてるんですよね。あれ、昨年の8月30日過ぎたらびっくりするくらい民主系のブログは勢い無くしましたよね。やっぱり観光ビザだと長く工作活動できないとかそういう感じでしょうか。いまだに細々と何か買いてる「民主マンセーブログ」を観ると、散々麻生政権を批判したはずなのに今さら「手厚い保障より所得の増加を!定年は70歳まで引き上げて働かせろ!」と大きな政府指向の民主党政策の真逆というかズバリ言ってそれで何で麻生政策を批判したの?と悩まずにはいられない事書いてたりするわけですが。麻生首相の「高齢者は働け」発言を極悪非道扱いしておいてもうそれかよと。
ただ、鳩は北方領土を取り戻す(ていうか国際法上極めて正統な権利を当たり前のように主張する)事に政治生命を賭ける気もあるらしいので、それが本当ならちょっとは見直すんですが。もっともこいつの場合竹島やら対馬やらを簡単に手放しそうだから恐ろしいんですけど。麻生前首相の数少ない失策がロシア外交だったから、実は麻生太郎と鳩が手を結ぶのが一番この国のためになったりして。


                                                                                                                                                                                  • -

とりあえずシンザン記念・・・というか今日の京都の予想は、清清しい程に見当違いでしたね(笑)。というより、騎手の判断能力(あえて「能力」とは書きません)によって戦前の予想とは全く違う事になってしまったわけですが。
このレースは「優勝:和田竜二」という評価で良いんじゃないですかね。シャインは「能力は認めるけど10頭以下の少頭数と多頭数の時の成績が極端だからフルゲートのここではどうなのか」と予想で書きましたけど、あっさり逃げて、一度も絡まれずに最後まで粘りましたからね。関西のダート戦での和田騎手の上手さはファンに知れ渡ってますけど、京都の芝、特にマイル戦での判断能力の高さはピカイチだと思います。ライブコンサート都大路Sを勝った時も上手かったですからね。金杯は騎手が下手なのに馬の能力で勝った様にしか見えませんけど。
スタートが全然ダメなピサノユリシーズがスタート直後にゆりしーらしく穴掘って埋まったのは仕方ないにしても、他の騎手は酷かったですね。その中でガルボが圧勝しましたけど、マンハッタンカフェ産駒ですよね。昨年末に「マンハッタンカフェは、今までリボー色が強い様に見えていたけど、もうサンデーそのままになってないか?」という事を書いたと思うんですけど、サンデーの天下だったこのレースでこれで2年連続優勝。今まで得意舞台だった小回り2000mの舞台よりも、かつてサンデーが得意にしていた舞台で適性を見せるようになってくるのでは無いでしょうか。
血統で言うと、昨日も書きましたけどデピュティは洋芝強いッすね(笑)。典型的な順張り血統なので連勝期の馬に逆らうのは無謀ではあるんですけどそれにしても強かった。裏を返すとここで好走した馬は夏の北海道開催で要注意だと思います。


※追記:ところで、関東地区の日曜日の競馬中継番組が今年から変わりまして、この日が初放送だったわけですよ。
競馬ファンにはあまり評判高くないみたいだけど、個人的には、競馬の知識はある程度ありつつもあえて「ワイドショーの司会者」風のシンコウに務めている節が見えるので好感を持っている川合俊一は残留。競馬ファンからの評価最悪だったあのお方は目出度く御卒業。交代で新MCになった女性グラビアアイドルはかなり酷かったですけど(笑)、態度が鼻に付くとは言え競馬の知識では随一の福原アナと競馬エイトのヒロシTMが加わって、ある程度競馬ファン側に寄ってくれた感じです。昨年までは実況席での解説とスタジオ兼任で明らかに大変そうだった井崎御大は、実況席をヒロシTMに譲りスタジオ専任・・・と思いきやこの寒空で外回りって(笑)。フジテレビ配慮無さ過ぎだろ。井崎先生今年で62歳ですよ。


で、番組内容とは別に気になった事が一つ。
番組内のシンザン記念予想データで「近年はマイルより短い距離で好走した馬ばっかり来ている」という話が出たんですね。でも上記の通り近年の第一回京都芝は年々重くなっているんですよ。ここをどう読み解くか。
そこでふと思い出したのが暮れの阪神C。これも2008年から重くなっているのに、それまでは1800mで来るような馬ばっかり来ていたのが突然スプリンターが独占し始めた。この時も「洋芝色が強くスタミナを要求されるからよりスタミナ色の濃い馬をと思って裏目だった」と書いたんですよ。洋芝色が強くて1400〜1600くらいの距離なら、1ハロン短い距離で息の入らない、なし崩しに脚を使わされる競馬で好走した馬を狙うのが筋が通っているのか?実は私は割と札幌が得意で、昨年のクイーンSピエナビーナス本命で万馬券当てた時に「この馬は休養を取っている事&洋芝が好走の条件。1200しか勝ってないけど、1200でも札幌で勝っている事が重要」と書いたんですよね。感覚的に「洋芝は意外と距離適性が短めにシフト」って解釈してるんだなあ。この辺はちょっと自分の中で整理していこうと思います。



もう一つおまけにフェアリーS
11番人気のコスモネモシンが勝ったみたいですけど、私は「母父シングスピールが出ているのかな。サドラー系は中山の1600〜1800でたまに大穴開けるし」と思っていたんですけど、ゼンノロブロイ産駒は中山で結構勝ってるみたいですね。自分は府中で異常に馬券に絡んでいるイメージがあったんですが、中山もいけるクチみたいです。ちなみに府中でのゼンノロブロイ産駒の複勝率は.540。勝率は何故か低くて3着が目立ちます。