環境って何

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/091206/erp0912062151007-n1.htm
凄いの来ましたね。地球温暖化データ改竄疑惑。
CO2のせいで地球が温暖化しているというのは、石油メジャーのミスリードでも何でもなく事実である。全く温室効果が無いとはいわないけど、影響は微小。という説が最早大勢を占めている訳ですよ。そこに持ってきて、そもそもの温暖化のデータ自体が怪しくなってきたという。
100歩譲って仮に温暖化していたとしても、単純に温暖化を止める手段ならもう既にあるんですよね。
1991年にフィリピンで火山が噴火した時に世界の気温が低下したという事実がありまして、同じ様に二酸化硫黄を北極圏に打ち上げてしまえば、地球の温度を冷やすことなど簡単だそうで。これはもう既に研究が進んでいるのだとか。あと、人口的に雲を増やすのも有効で、こっちの研究も具体的に進行中。ていうか、以前「北極の氷がどんどん解けて海水面が上昇しているなら、蒸発して出来る雲の量も増えるはずなんだからそれで相殺じゃね?ここ数年妙に日照時間が少なくなっている気がするのって、そういう事なんじゃね?」と小学生のような素朴な疑問を書きましたけど、雲が多ければ地表温度が下がるなら、海面積が増えて温度が上がって蒸発する水分が多くなれば地表温度は下がりますよね。実際、9・11テロ以降しばらくアメリカで飛行機が全く飛ばなくなった時期、「飛行機雲が全くなくなった」事で気温が1.1℃上がったそうです。
二酸化硫黄作戦の実現性や効果の信憑性、飛行機雲だけが気温上昇の理由なのか、それは私には断言できませんよ?できませんけど、温暖化説も非温暖化説も五分五分といった所ではないですかね?ツバルの水没ネタや北極の氷山融解とかもhttp://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20080086,00.htm
こんな風に北極点は常にずれているとか地球の形自体がチョコチョコ変わっている事を考えると、局地的なデータでごちゃごちゃ言われてもなあと思う。


100万歩譲って、私の知っているデータが全て間違いで環境ゴロのゆすりネタが全て正しいとしてもですね。
環境保護とは何か」という話になった時に「この先の未来も、人類が地球で住みやすい環境にする事」という事をはっきりしてくれない人は、私の中で全て偽善者なんですよ。こういうと「それは人間のエゴだ!!他の生物が住めない世界に人間だけ生きていて良い訳ないだろ!」とか言われるんですけどね。「だから、他の生物が絶滅した地球なんか何も面白く無いから、『人類のために』他の生物も温暖化の影響で絶滅したりしないようにしたいんでしょ?」と言いたいわけですよ。立脚点が違うだろと。
大体、温暖化の悪影響を受ける生物と恩恵を受ける生物、何で人間が勝手に仕分けしてるんだよって話ですよ。赤潮を起こしてるプランクトンに「地球温暖化どう思う?」って聞けば「温暖化最高!もっと温めて!!」って答えが返ってくるに決まってるじゃないですか。あとイラつくのは「地球さんが泣いてます!!」とか言って地球がベッドに寝て氷嚢で頭冷やしてる絵とか描いて悦に入ってるキチガイね。星の表面温度が上がって泣いちゃうなら、地表温度600度の金星にまず冷えピタ貼って来いと。このネタ何度も書いてる気がするな。まあいいや。


まあとにかくですね。
私の中では、エコロジストというのは「自分の子供が綺麗な山や川や海で元気に遊べる環境になって欲しいなあ」と思って日々ごみの量を減らす努力をしているお母さんとか、「石油エネルギーはいつか枯渇するんだから、未来の人類のために新しいエネルギー源とか動力とかを開発しようぜ!」と日夜励んでいる研究者とかそういう人達なんですよ。そういう人達の志は本当に尊重すべきだと思いますけどね。
だから、「地球環境問題」っていう時に、「後世の人類のため」っていう視点が欠けている意見は無視して欲しいんですよね(「素敵な奥様(笑)のファッションエコは問題外)。みんな「地球温暖化は今までの人類の贅沢のツケ→罰なんだから苦しまなくてはならない」っていう発想じゃないですか。根拠なく罪の意識を植え付けて金をむしりとるのって、典型的な詐欺師の手口ですからね。「環境税」とかいって、技術革新のための目的税的なニュアンスで環境税の歳入はすべて化学技術庁の財源にあてます。っていうならまだ話を聞く価値あるかもなって思いますけどね。鳩が鳴いてる「環境税」って「拒否するやつには罪の意識を植え付けやすそうだから」っていうニュアンスしか見えないんですよね。もっとぶちゃけると「綺麗事なら何でも良い」という姿勢が透けて見えるというか。どうせ若者には「豊かな暮らし」も「治安の良い社会」も残して上げられないんだから、せめて元気にさせてあげようぜよ。