テガミバチかなあ

先週のCBSドキュメントドリュー・バリモアピーター・バラカン的には「ドルー・バリモア」が正しい発音らしい)を特集していましたけど、この御時世で破滅的な幼少時代だったとは思えないあの陽性な人間性は改めて凄いなとつくづく感心しましたね。ああいう人を『スター』っていうんだよなあ。
ちょうど今MTVで「オズボーンズ」を再放送してるんですけど、オジーの人としての可愛さも飛び抜けていますよねえ。
そんな事をぼんやり考えていたら、今日の東スポで我等が猪木が朝青龍に期待通りのエールを送っていました。


「オレ流にいえば、犯罪に匹敵するような問題じゃない。それより、優勝してそのまま引退した人はいないんじゃない?逆に美談にした方が良いと思う。」「世界では日本の常識が非常識。婦女暴行とか、とんでもない犯罪を犯したなら別だけどさ。ちょっと触ったぐらい、しょうがねえや。だから男が元気なくなっちゃうんだよな。精子だって打たれて強くなっていくだよ。


最後の一言がかなり意味不明ですけど(笑)、個人的には(元)朝青龍に対しては特に何も思う所はなく、いい気になって叩いて喜んでいる人間の気持ち悪さだけが印象深いですね。ところで、「お塩事件の対応の不味さで叩かれた麻布署が、点数稼ぎの為に朝青龍スケープゴートに」という有力情報を聞いていたんですけど、(自称)被害者は、「狂犬と恐れられるほど喧嘩っ早い六本木の怪しげなクラブのオーナーで、麻薬の温床になっているとして麻布署に目を付けられていた人物」で、横綱に「(自称)殴られた」時に「偶然近くで交通整理をしていた麻布署員」に助けを求めて事件になったのだとか。


・・・。嘘臭え(笑)。麻布署が司法取引したヤラセじゃねえの(笑)?
しかし、(自主規制)の「若者いびりごっこ」のせいで、地下資源豊富なモンゴルとの友好度が下がったらどうしてくれるんだ。本当に(自主規制)は日本の未来を潰す事にだけは必死だよなあ。

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さて。今期のアニメの話ですが、まずは「ムダヅモ無き改革」の話から。
既に公式ホームページ上では配信されているらしいですが(※私は既にDVD購入予約済みなので、観ていません)、第1話が「北」の巻、第2、3話が「中」の巻(前後編)だそうです。
「中」の巻はアニメオリジナルという事で、ここで中国首脳が出てくるからこのタイトルな訳ですけど、あらすじは「鳩山首相と共にコ国家主席、オン首相と卓を囲み、何故か繰り出される鳩山首相の妨害に苦戦を強いられるジュンイチロー」だそうです。やるなあ。
何にしても楽しみです。お気に召して頂けた方は、是非とも次は「大魔法峠」を。そして私と同じ道を歩みましょう!。


さて今期アニメですけど、刀語がようやく始まりましたね。内容は・・・。面白いけど特別ではないなあ。以前書きましたけど、漫画とか雑誌は明らかに週刊より月刊の方が面白いから、そういう観点から観るとこの「毎月1回1時間放送」というスタイルはクオリティ高くなるとは思うんですよ。でも、買い忘れても次の日に買う事が出来る雑誌と違ってオンタイムで見逃したらもうアウトの「テレビ放送」でこのスタイルはハードル高いと思うんですよね。3月放送をちゃんと観れるかどうか自分で疑わしいですからね。
内容も、面白いと言えば面白いけど、西尾維新の会話のスタイルがなんか好きじゃないんですよね。個人的に。自分が面白いと思わないと言う事は、世間的には大絶賛なはずだからそれで良いんだろうとは思いますが。あと、名人田村ゆかりがイマイチ力入っていないように思うのは私の気のせいでしょうか。


ひだまりスケッチは完全に安定しちゃってるんですけど、2/20はパシフィコ横浜行きますよ。あぁ久しぶりに水橋かおりを観れる。よりによって3階席なんですけど、ちゃんと観えますかね(笑)?。望遠鏡持って行った方が良いかもしれない。小見川千明は手脚が長いから絶対に舞台映えすると思います。阿澄佳奈小見川千明って、相当腕利きのカウボーイでもないと乗りこなせない荒馬なような気がするんですが大丈夫でしょうか。今期のOPは最初ちょっとどうかなと思ったけど、聴くうちに結構好きになってきました。水橋かおりが結構キャラよりの唄い方をしてきてるなあと。この辺も生で聴けるとなると楽しみです。


超電磁砲は、禁書目録と比べたら段違いに良いですけど、毎回「良い話」でまとめようとし過ぎなのがちょっと気になってきた。


ソラノヲトも結構気に入っています。EDの戸松遥の歌が結構好きになってきました。戸松遥はこういうNHKっぽいというか明るく正しい歌が合いますねえ。


で、前期から続いているテガミバチが一番面白い気がしているんですよね。ラグがギャンギャン泣いていた頃は正直ウザかったんですけど、今の感じは凄く良いと思います。まあニッチがいなかったら見続けていたかどうかちょっと分からないですけど。


最後に、近田春夫さんが水樹奈々についてコラムで触れていました。内容を要約すると「物凄く歌の技量が高くて驚いたけど、技量の高さに集中しすぎて完成度ばかり求めちゃって、感動と言う面ではどうか」「この流れ、エスカレートすると観た」と言う評価みたいです。「ディズニーランドのミッキーさんには感心はするけど感動はしない」という言い方で表現していました。
・・・近田さんは「紅白を観なかった」という言い方をしていたので、要するに予備知識皆無で歌を聴いたという事なんだと思うんですけど、それなら「水樹奈々≒演歌歌手」という事は知らないわけですよね。これを教えてあげれば近田さんも「なる程そういう事か!!」ってなると思うんですよね。演歌こそ「技量の高さを追い求める事ばっかりに気を取られて、(しかも優しすぎるファンに守られちゃってそれに気づかないで、)エスカレートして世界を閉じちゃった」音楽じゃないですか。良くも悪くもアニソンってこれなんで。水樹奈々みたいに「素晴らしいには分かるけどちょっと危ういなあ」と思うのもアニソンだし、近田さんが毎回絶賛する氷川きよしみたいに「閉じた世界だからこそ、今他のジャンルでは絶対不可能な実験をやる」っていうのも今のアニソン。僕みたいに、後者の点を面白がってこっちに来ているファンは少なからずいるはずだと思うんですよ。水樹奈々は大好きですけど、音楽としては「ニュー演歌」「ハード演歌」「Rock'n'enka」「インダストリアル演歌」とでも呼ぶべきタイプですよね。今のうちにもっとカワイイ歌も歌わせてあげないと行き詰りそうだなと個人的に感じています。そういう匂いを近田さんも感じたのでしょう。というか自分も同じ様に感じていて、水樹奈々は元々のど自慢大会に数多く出て演歌ばかり歌っていた人だという事を知って全て合点がいったんですよね。



おまけ。
アニメ版:荒川アンダーザブリッジのニノさん役に坂本真綾決定だそうです。余談ですが、「ニノ」と書いている記事が多いんですけど「ニノさん」とちゃんと書かないと意味ないです。元々「2の3」ですから。まあそれはともかく真綾とは色々意外ですね。好きだから嬉しいですけど。個人的にはニノさん役はユン・ソナが良いと思っていたんですけどね。もちろんビジュアル的に似ているから思いついたんですけど、日本語がたどたどしい方がニノさんらしいかなとも思って。あと星は杉田智和だそうです。新房作品では欠かせない名バイプレイヤー的声優だから驚きはしないけど、個人的には星は岩田光央にして欲しかったなあ。変人ばかり出てくるこの作品に杉田智和の声はマストですけど、個人的にはラストサムライかシロさんの方が良いなあと思います。島国的な静的で不気味さを湛えた変人であるラストサムライやシロさんを杉田智和、大陸的動的な変人を光っちゃんがいいなあ。個人的には。