フェブラリーステークス

さあ明日はいよいよ今年最初のGI:フェブラリーステークスなんですけど、今日の「超☆ひだまつり」で完全燃焼しちゃったので頭が全然動きません!あ、ちなみに今日は馬券を買わない予定だったんですが、桜木町に行くんだからウインズ横浜がすぐそばにあるジャマイカと気がついてとりあえず京都記念だけ買ったら当たりました。

「得意コース(今回は京都外回り中距離)に出てきて少頭数で大外枠、しかも他馬からマークされずに自分がマークできる立場」というジャングルポケット産駒の典型的好走パターンですね。まあ欲を言えば差し切って欲しかったけど、しょうがないでしょう。クイーンCのテイラーバートンは真逆のフルゲート最内枠一番人気で3着に沈みました。
能力的に消しようがないブエナビスタドリームジャーニーと、広いコースの外回り平坦なら軽視できない上に調教絶好調だったニホンピロレガーロ、後は好走パターンのジャガーメイルだけ買っておけばよいだろうと思って珍しく三連単買ったら当たりましたね。


まあ今日は本当に「超☆ひだまつり」で完全燃焼したので馬券はどうでもいいんですけど(笑)。いやあ、そっちの感想は明日書きますけど、自分が今まで観たライブイベントの中で最高傑作ですね。うめてんてー可愛い。そしてやはり水橋かおりは最高。大好き。


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そんな感じでニヤニヤが止まらない状況の中、、明日の予想です。
今年の特徴は言うまでも無く「芝路線からの新規参入組が多い」という事です。17頭中、芝の重賞常連組が5頭。毎年書いていますけど、私はこのレース大好きなんですよ。基本的に、各路線のチャンピオンクラスが集う「最強決定戦」になる舞台なので。だから、本気じゃない馬が調整として使ってくる事は非常に残念ですね。宮記念あたりと開催時期を交換して、札幌記念阪神Cのような「賞金がGI並みのマイル重賞」と同日開催にして欲しい。


で、芝路線組の判断は後述しますけど、フェブラリーSは「芝でも勝てるようなダート馬」が勝つレースなんですよね。だからなおさら芝路線組の取捨が悩ましいんですけどね。
そこでオーロマイスターを本命にしようと思っていたら取り消しちゃったんですよね。あらら。
というわけで別の角度から。
このレースは武蔵野S南部杯、と同条件の「左周りのマイル重賞」好走馬が結構来ますよね。近年でフェブラリーに出てきて凡走したのはメイショウバトラーキクノサリーレシーキングザベストといった前に行った馬。差して好走した馬はフェブラリーでも有望です。


ワイルドワンダー
○ダイショウジェット


もう単純に武蔵野Sで2,3着した馬を中心視して良いのではないでしょうか。勝ったシルクメビウスJCダート2着ですから力関係で劣らない。ワイルドワンダーは全く展開が向いていない近2走の凡走よりも、絶対にペースが緩まない今回の方が明らかに向いていますからね。本当は最内枠を引いたダイショウジェットはかなり厳しいんですけど、武蔵野Sが内枠から鋭く伸びての2着だったので高評価します。大外ぶん回して届くほど甘いレースではないですからね。


エスポワールシチーは「どっちでもいいや」という感じです。能力はもちろん認めますけど、ただでさえ逃げ馬にきついコースなのに同系が揃いまくった今回楽なレースは出来ないですし、最初は「それでも実績ある南部杯組だから…」と思っていたんですけど、上述の通りよくよく調べると南部杯を前で押し切った馬はフェブラリーで怪しいんですよね。


そして芝路線組。
こちらはローレルゲレイロのみ高評価します。
12.7-10.5-11.9-11.9-11.8-11.3-12.1-12.4
(47.0-47.6)
12.4-10.9-11.5-11.9-12.4-12.4-11.7-12.1
(46.7-48.8)
12.4-10.6-11.6-12-12.3-12-11.5-12.4
(46.6-48.2)
12.2-10.7-11-11.4-12.1-12.9-12.3-12.3
(45.3-49.6)
12.3-10.8-11.1-11.6-12-11.9-12.3-12.7
(45.8-48.9)
と近5年のフェブラリーSのラップを並べても、当たり前の事ですけど前傾ラップ。ここから見ても芝重賞を勝ち負けできちゃうような馬はペ−ス的にまず合わない。
ちなみに、このレースで好走した「芝重賞勝ち馬」の「芝重賞で勝った時のラップ」は
アドマイヤドン@朝日FS
12.1-10.9-11.4-11.8-11.5-12.1-12.1-11.9
アグネスデジタルマイルCS
12.1-10.6-11.3-11.3-11.6-11.8-12.2-11.7
ブルーコンコルド京王杯2歳S
12-10.5-11.1-11.5-11.9-12.4
と全てかなりの前傾ラップ。
・・・ヴァーミリアンラジオたんぱ杯の
12.9-12.4-13.5-13.4-12.7-12.5-12.1-11.4-11.1-11.5
がかなり謎ですけど、最初の挑戦では5着に敗れている事からすると、やはり「芝重賞勝ち馬だった時のヴァーミリアン」は合わなかったと見るべきではないでしょうか。


そうなると▲ローレルゲレイロNHKマイルカップ
12.1-10.5-11.6-12-12.3-11.5-11.7-12.6
(46.2-48.1)
で、前に行った馬はぶっ壊れて完全追い込みレースになったにもかかわらず2着に粘ったのは、ここでの適性を示す物ではないでしょうか。ていうかこのラップ例年のフェブラリーSに酷似していますよね。
人気しそうなレッドスパーダはどうでしょうか。
この馬はペースが緩くて、器用さというか操舵しやすさというか、ダート適性とは真逆の適性が強いと思うんですよね。メイショウボーラーと同配合といってもそこが違う。
だいたいメイショウボーラーはダートで圧勝してからここに来たわけだし、そもそも「本当に強かったの?」という疑問もあると思うんですよね。実際このレースを勝った訳ですけど、
1)不良馬場で、珍しく逃げ馬に有利だった。
2)アドマイヤドンがシャレにならない出遅れをした。
3)武豊横山典弘騎乗の人気馬が「勝つ気あるの?」と疑問なくらい後方競馬をした。
というレースで、上述近5年のラップの一番下のラップ、直線向いてから合計4〜5馬身分程度スローダウンしているのに差されなかったと言う事は単純に「他の馬が弱かった&全く力を出し切っていなかった」として片付けてよいレベルではないかと。つまりそもそも血統背景で強調する根拠が既に怪しいなと。


あとは外目の枠に入った△グロリアスノアをケアすれば良いかなと。