皐月賞アフターpart２＆麻生太郎とビートたけし

今日の東スポ一面は「たけし政界斬り。毒断採点〜舛添×鳩山×麻生◎」でした。
最近何かと話題の舛添氏の事は「あの人金無いし。衆議院を一回でもやらないとダメでしょ。東はついて行かないよ。会談したけど、二人で増毛コンテストやってただけでしょ。」とバッサリ。
麻生前首相の事は以前から「頭も良いし色んな事を良く知っている。性格も良いし今の感じで首相をやれば成功するのに」と評していましたけど、「普天間だって、移設場所なんて沖縄に決まってるじゃん。麻生さん言ってたよ。『私は２００６年に沖縄と言う事で話をつけてるのに、何やってるんだ。過半数が欲しくて、沖縄から出て行くなんて美味しい事いっちゃって。結局鳩山首相は総理大臣になってから一度も沖縄に行ってないじゃん。結局沖合いに戻して終わり。移動しようがない。』って。麻生さんは１７回沖縄に行って話をつけてたんだってさ。」と、沖縄基地問題を取り上げて実行力の違いを具体的に評価。現地に行かずに嫁と高級レストランで飯ばっか食ってる鳩や、沖縄行っても土地転がして私腹を肥やすことしか考えてない小沢とは天地の差。というより最早比べる事が侮辱としか言い様がないレベル。

今日のTVタックルの後半をちょっと観る事が出来たんですけど、世界的に注目を集める、１４兆円市場の日本のアニメ漫画などのポップカルチャーのうち、外国資本の占める比率が極めて少ない（１％程度。魚焼きながらさらっと観ていたのでうろ覚えです）事から、これを世界に広めて外貨獲得に役立てる為に作った「国立メディア芸術総合センター」を「アニメの殿堂」と紹介され「国立マンガ喫茶」と揶揄されて潰された事を取り上げてましたけど、麻生先輩（※私は大学の後輩なので一応）は中国に対して著作権を守るように厳しい態度で臨んでいたりちゃんと布石も打ってるんですよ。素晴らしいんだよなあ。

以前から散々「麻生前首相は政策は最高だけど伝達能力がイマイチ」と書いてきましたけど、今日のＴＶタックルではビートたけしが秘書官として、麻生太郎の政策翻訳係を務めていたからもう完璧ですよ。「自分からマンガやアニメに詳しいと言っちゃったからダメなんだ。あれは、自分で言わずに自然に伝わる形の方が良かった。」と、せっかち過ぎ＆性善説を取り過ぎなきらいのある麻生先輩の弱点をずばっと指摘。さすがです。中曽根康弘が蜷川幸雄氏を演出面のアドバイザーとして使っていたように、有能な副官を付ければ最高の指導者になれるはずなんですよ。

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というわけで皐月賞の振り返りパート２。

さっき気づいたんですけど、関東南部は弥生賞の前日も雪が降ったんですよね。３月に東京で雪なんて珍しいと思っていたら４月にまで･･･
上がりの速さの上限が低いからパンパンの良馬場になれば勝てるわけないヴィクトワールピサが走る時に限ってこれは・・・
こいつの母親って「ホワイトウォーターアフェア」なんですよね。名前の通りこいつが走るたびに空から白い水が降ってくると。寒いのが苦手な自分にとっては最悪の馬ですね（笑）。もう人生で一番嫌いな馬に決定しました（笑）。まあこの先一勝もせずに終わる馬と観ているので、ダービーで人気を吸ってくればそれでいいんですけど、問題はこの異常な運の太さですよ。とりあえず「史上最も運の太い馬」と呼ばせて頂きます。
で、改めてレースを観て思ったのは、やっぱりヒルノダムール強いですね。騎手を替えてくれればダービーでも磐石だと思います。
それから気になったのはレーヴドリアン。「騎手のスタートが下手すぎる。」「いや、あれは馬のせい。」と論議があるんですけど、藤岡祐介騎手って私が本命にした札幌記念でトーセンキャプテンを本命にした時にじっくり観たんですけどスタート下手ですよね（笑）。あと毎日王冠のダイシンプランも！ツルツル高速馬場で中団差しを期待していたのに、もっさり出て最後方からチンタラ走ってレース後のコメントが「脚を溜める良い練習ができた」ですよ（笑）。阪神が改装されてしばらく「阪神外回りで上手い騎手」とされていたんですけど、今にして思うとあれは「やたらに長ったらしいコースだけど、みんな手探りで異常に抑え込んでいたから、結果的に一番スタートの下手な騎手がタナボタ的に勝率アップ」という事だったのではないでしょうか。

レース全体の評価としては、かなり厳しいレースだったんですよね。あれを、最内回って後方からポッカリ開いた所を走らせて頂けるなんて何処まで勝ち馬は運が良いんだかと思います。一番高評価をしたいのはヒルノダムールで、次がリルダヴァルですかね。この２頭だけ高評価、勝ち馬だけ低評価（笑）、他の馬は参考外としたいです。それくらい特殊なレースに見えたので。
今のところダービーは、ヒルノダムールとダノンシャンティ中心ですね。ダノンがＮＨＫマイルで内に閉じ込められて負けて、人気薄で出て来てくれれば最高です。まあピサとペルーサ以外は全部人気薄だと思いますけど。ダノンシャンティは昨年のダービー予想で書いた血統予想で該当する馬なので、とにかく無事で、できればＮＨＫマイルで緩みないペースを経験してきてくれれば最高です。他に当てはまるのがリルダヴァルなんですけど、こっちは骨折明けからの使い詰めにならざるをえないので厳しいだろうなあ。