2010年4月期今期アニメ

今日のエントリーは長いので最初に結論を書いておきます。今期最高はぶっちぎりでAngel Beats!

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昨日は御茶ノ水に買い物に行きましてね。外からは何度も観た事があるニコライ堂に初めて入ってみました。あれは一見の価値ありますよ。



咲き誇り過ぎて何がなにやらなチューリップ。

やはりこれくらいがベストでしょう。

懺悔室?のハリストス画。この印は下品下生・・・一番しょぼい極楽浄土にしか連れて行ってくれないのですかこのお方は。


中の写真撮影ができないからこんなんですけど、いや本当に一見の価値ありですよ。素晴らしいです。



で、ニコライ堂といえばロシア正教。といえば八端十字架。
荒川アンダーザブリッジのシスターがこの八端十字架をぶら下げている事に今さら気づきました。そうなると色々ありえない表現とか設定がてんこ盛りで、突っ込みたい気持ちを抑え切れないわけですけど、まあそういう大人げない事は無しにしてですね。
何だか登場人物を順番に紹介しているうちに終わってしまいそうなんですけどアニメ版荒川アンダーザブリッジ。キャストも演出も全面的にずれているというか、ただこなしているだけの印象を強く感じるんですが。新房シャフト勤続疲労じゃないですかね?。さすがにこれだけ大量生産を続けていると無理が出てくるのではないかと。村長の実写だけは素晴らしい出来だったので、実写版にした方が良かったんじゃないですかね?ニノさん役はユン・ソナで(しつこい)。島崎=田中理恵だけは変更無しで。


一般的には最注目作と思われるけいおん!2期ですけど、OPとEDを注目していたんですがちょっとどうなんでしょうか。「1stが神のデキだったバンドが、調子に乗って作った2ndは実験色が強過ぎて戸惑うファン」みたいな感じですが。良いとも悪いとも思わなかったんですけど、個人的にはEDなんかいっそバラードにしちゃえば良かったのにと思いますけどね。
話は飛びますが、アニメ音楽(アニソンという呼び方は、それ自体が固定のジャンルを指してしまう感じなのであえて「アニメ音楽」という呼び方を使いたいと思います)の近年最高峰は言うまでも無くマクロスFな訳ですけど、ブレラがハーモニカで吹く「アイモ」がやたらにリズムが跳ねていて違和感を感じた方もいると思うんですよ。もっと郷愁誘う吹き方はできないのかと。でも、ハーモニカってああいう楽器なんですよ。構造的にレガートするのが凄く難しいので、プッ、プッ、プッ、プーーー、ピプッ、プーーーっていう吹き方になっちゃうんですね。自分は元ハーモニカ研究家でもあるので、あの辺の技術の壁については手に取るように分かります。


B型H系は、予想以上に面白いですね。というか下らない。これくらい本気で下らなく作ってくれると楽しい。物凄い贅沢なキャストですけどね。プロの役者って凄いんだなあとちょっと尊敬します。


尊敬するといえば刀語中原麻衣が最高でしたね!4話目にして初めて面白かったです。無感情キャラも上手い人がやるとこうも違うかとちょっと感動。この回だけはDVD買っても良いかなと思いました。


ノイタミナ枠の2作品も開始しました。オノナツメ作品の方は、いかにもノイタミナらしく「これアニメにする意味あったの?」という感じですけど、もう一つの方はまあまあかもしれません。演出はウザイですが。まあまあというか、ニノさんに比べたらこっちの真綾の方がまあまあという意味かもしれません。


で、Angel Beats!ですよ。これは面白いです。
物語自体も面白いんですけど、やはり気になるのは音楽。OPは麻枝准らしい四つ打ち&頭の位置が不規則な美メロ。EDは直球ど真ん中バラード。
後はなんといってもガルデモですよ。曲も良いけど、「陽動作戦の小道具」として使っている贅沢振りが素晴らしい。