天皇賞(春)プラスβ

ゴールデンウィークを待っていたかのように穏やかな晴天が続き、日本各地の行楽地も賑わっているようで何よりですけど、こんな中一切空気を読まない(むしろわざと国民に嫌がらせしている様にしか思えない)何とか首相(もう名前も忘れた)が沖縄に行くそうですね。
歴代首相の中で・・・と言う段階を通り越して、日本の歴史上の為政者として確実に最低レベルだなこいつ。恐らく徳川家斉と熾烈な最下位争いとかそんな感じではないでしょうか。まあこのお方の垂直落下式支持率を観ているだけで癒されるからそこだけは褒めてあげたいですけど。頭が良い事になってるらしいけど絶対馬鹿でしょこいつ。ママから貰った子供手当てで博士号買ったんだろ?。ORなんて、実戦でちゃんとした成果を出していない限りはたんなるパズル同好会レベルじゃねえか。
で、あの党(もう名前忘れた)がこれからどうするかと言うと、参院選前に女性首相を誕生させて一時的に支持率アップとかそういう事を狙ってるんじゃないですかね?これ怖いでしょ(笑)?絶対一時的に支持率上がるもん。いっそ「ドキッ!女だらけの内閣」でも誕生させるんじゃないかと。ポロリ要員として元風俗ライターもいますしね。



そんな延命装置内閣と違って、予想以上に頑張ってるのが横浜ベイスターズなんですよね。数字的にはあまり良くないのに、しかも詰めが甘くミスで自滅する場面が多いイメージの割りにチーム成績がそれ程グダグダではないのは、OBANA監督の効果というより、稲田直人選手などの元気者を多数獲得したからではないでしょうか。このチーム、長く在籍すると球団上層部が腐りきってる事が分かっちゃってやる気無くしていくから、今年みたいにガンガン選手入れ替えた方が良いよ(笑)。
ボンヤリと選手成績を眺めた上で一つ、OBANA大統領の「CHANGE」の効果を感じるのは「選手が、やるべき仕事を理解してプレーしているのではないか」という事です。もしくは指示が明確。ホームランを打つべき人が打って、走るべき人が走る野球をやっているというか。石川雄洋の7盗塁も多いんですけど、野中信吾の「12試合:4打数1安打で5盗塁」っていうのが面白いですよね。フォアボールも2個選んでいるんですけど、代走でも積極的に走って成功させているという事ではないでしょうか。あと2軍で筒香選手が既に4本ホームランを打ってるんですよね。最近ちょっと止まってるけど、プロ入りしてすぐに2本の場外弾を含む4ホーマー。長距離砲製造機:田代監督の下順調に育っているようで何よりです。


さて。昨日の春天振り返りでちょっと「ステイゴールドはディクタスよりノーザンテーストが強く出ているのではないか?」と書いたのですがその続きです。
ステイゴールド産駒がディクタスと似ている点は「地方の平坦ローカルで強い。格負けしない。高齢まで頑張る。」違う点は「重馬場に強い。小回り向き。」上記の似ている点はノーザンテーストでも代用できてしまうので、これはもうノーザンテーストであるとしてしまって良いのではないかと。
では何故ステイゴールド産駒でいきなりゴールデンサッシュサッカーボーイ内包のノーザンテーストが現れるのか。


mixiのコミュで「ステゴはキングマンボ並みに重馬場の鬼が多い」と言う書き込みを見てふと気づいたんですけど、たしかにキングマンボ産駒にちょっと近いタイプかもしれない。で、ジャングルポケット産駒にもちょっと近いんですよね。上級の馬になると広いコースの格の高いレースでも通用するけど、基本は地方の小回り中距離が守備範囲。
で、キングマンボとジャングルポケットはどちらも母父ヌレイエフ。ヌレイエフとノーザンテーストはどちらもハイペリオンのクロス持ちの超良血ノーザンダンサー


そして、日本の血統を塗り変えたサンデーサイレンストニービン(ここでは関係ないがブライアンズタイムも)はどちらも母系にハイペリオンが効いている血統。


ディクタスはハイペリオンを持っていません。
ちなみにヒシミラクルナリタトップロードも持っていません。だからサッカーボーイの現役時代とは似ても似つかぬ馬になっちゃうんだと思います。というより、サッカーボーイ自体がノーザンテーストの影響で瞬発力を引き出せた特殊な馬であって(イクノディクタスも母父ノーザンテーストでしたしね)、本来のディクタスは隔世遺伝して現れているんではないでしょうか。


と、いうわけで、ステイゴールドがディクタス持ちの種牡馬としては例外的な成功を収めているのは、ハイペリオンで結びついたノーザンテーストの影響が大きいのではないかと思います。逆パターン配合のサッカーボーイ×サンデーのアイポッパーはまた重馬場まるでダメだったんですよね。ここがまた面白い。
ちなみに母父ヌレイエフの種牡馬といえばゴールドアリュールもいますけどこの馬も重馬場歓迎派。やはりハイペリオンの効いたノーザンダンサーは重馬場大好きなんだなあ・・・と思ってヌレイエフ系の種牡馬を見ると、ブラックホーク産駒の代表:チェレブリタは雨が苦手で、母父ノーザンテースト。う〜ん難しい・・・でも意外とグチャグチャの不良馬場だと圧勝してしまうのかも。あと何故か母父ヌレイエフ系の種牡馬は揃いも揃って冬場が得意なんですよね。ロシア人だから(笑)?


ようするにですね。
血統と言うのは「○○は○○競馬場での連対率が高いから買う」とかそういう買い方だとこの情報化時代に美味しい馬券にはありつけないし、そもそも何も面白くない訳で、「どういう掛け合わせ方をされた配合で、その血統表の内のどの要素が強調されている馬なのか」で推理しないと面白くも何ともないんですよ。上記の「母父ヌレイエフ系種牡馬」も特長が分かり易いですけど、以前書いた「阪神芝1400は母父ダンチヒ種牡馬を狙え」というのも、的中馬券を何度もアップして破壊力を示しましたよね。単純に血統表を一つずらして「父母父or母母父」で買うだけでもこれだけ破壊力があるんだから「自称プロ血統予想家(笑)」がボンヤリしている間に美味しい馬券をゲットしましょう。
あと、これから多く出てくるサンデー×ノーザンテースト産駒のヒントにもなると思うんですよね。ステイゴールドはディクタスが入っている分距離適性が長めとは言え、タイプとして似てくる可能性もあるなと。
ちなみにデュランダル産駒は複勝率で観ると
〜1400=.262
〜1800=.191
〜2200=.364
で、勝ち星がないとは言えイメージ以上に中距離でも走れているんですよね。マイルが苦手なのはステイゴールドの特徴なので、そういう意味では似ている。デュランダル自体はハイペリオン過剰重複配合なのでちょっと特殊かもしれないですけど、「上がりの脚が速いから広いコース向き・・・と見せかけて小回り向き」とか「切れ味が身上の馬だから重馬場では持ち味が削がれる・・・と見せかけて重馬場で圧勝」というタイプが現れる可能性に留意して損はないはずです。