ひだま〜ぶるないと

今日はmarbleのライブイベント「ひだま〜ぶるないと×☆☆☆」に行ってきました。
もちろん「ゲスト水橋かおりの情報を、それも驚くべき事に水橋ブログにて告知があったから行った訳ですけど、marbleの音楽は凄く良いですからね。新谷良子も好き。歌唱力はもちろん言う事無しですけど、何よりこの人が歌う時の「歌う事が嬉しくて仕方が無い」笑顔が好き。本当に顔が「笑」っていう字になってますからね。大好きな菊谷知樹も観たかったんだけど残念。


場所は東京キネマ倶楽部というライブハウス。初めて行ったんですけど、ステージの後ろに映画館の上映前みたいな波になってるカーテンが下がっていて、2階席、3階席?のバルコニーがあってステージ横にも階段と、バルコニーみたいな小さな舞台があるという、一風変わったハコでした。ライブ以外のイベントも様々に行われているみたいだけど、ここで怒髪天がライブをやる(10/15)というのも面白いなあ。増子さん絶対大喜びでバルコニーで暴れるな。


さてこのイベントは3日間通しイベントという事で、今日はその2日目。1曲目が「?でわっしょい」で始まり最後は「流星レコード」で終わりました。2日目だからひだまりスケッチ×365(第2期)のOPEDなわけですね。おそらく初日は1期の、明日は3期のOPで始まりEDで終わるんでしょう。
ちなみに明日のゲストは阿澄佳奈小見川千明松来未祐の既報のキャストに加えてダチャーン(原田ひとみ)も参加だそうです。後藤邑子は忙しいんですかね。そういえば昨日NHKを観ていたら「夏のNHK」とかいう番組案内のジングルみたいな声が後藤さんでした。つい忘れてしまいがちだけど、ひだまりのキャストはたまたま同じ作品に関ったというだけで本来全く別々に仕事しているし事務所もばらばらなわけですよね。ひだまつりみたいなイベントを毎年やってるのって奇跡的なんだよなあと改めて有難く思う。


上記のように「ひだまりスケッチ」の名を冠したイベントである事と、その日しかやれない曲ができてしまう(例えば、今日は芽生えドライブはやらなかった)事もあってか、曲数はそれ程多くなく、かわりに企画が二つありました。ひだま〜ぶるラジオと「大統領選挙」。いずれも水橋と新谷良子が参加です。
今日の水橋かおりは、髪を肩にかからない程度まで切って真ん中分け。白いYシャツにドットプリントの黒ネクタイでブラックデニム。そしてメガネ。歌は2曲(☆☆☆のDVD特典の宮子のキャラソンと、アンコールの?でわっしょい)だけでしたけど、その代わり喋りが一杯ありました。キャラソンの時は、最近盛んに「こういう服装の男子が好き!」と語っている黒のベストも合わせてました。ひだまつりの時はパシフィコ横浜の3階席でつんのめりそうになりながら豆粒のような水橋を観たけど、今回はほぼ目の前。最高でした。でも間近で観てもやっぱりちっちゃい!500mlのペットボトルが凄くでかく見えた(笑)。水橋さんは、純粋に骨格が小さいんだと思うんですよね。中学生の時から身長も体重も全く変わってないらしいので、恐らく中学の時点で「あ〜面倒くさいからもう成長するのこの辺でいいや」とDNAが諦めたのではないかと。確かに細いんだけど、ダイエットし過ぎの女子にありがちな骨ばった感じはしないんですよね。馬で言うとステイゴールド産駒みたいな。
ひだま〜ぶるラジオでは、宮子の声で「カツカレ〜」と叫んだり、ロリ声で「お兄ちゃん、お風呂にする?それともご飯にする?・・・」等有り。
「大統領選挙」というのが意味わからないでしょうけど、marbleの二人がそれぞれ大統領選に立候補して選挙演説をし、3日間通した観客の投票でどちらがmarbleの大統領になるか決めるという企画。ご丁寧に二人の選挙ポスターも会場に貼ってありました。
その演説で、今日は菊池達也の応援を水橋かおり、miccoの応援を新谷良子がそれぞれ行ったんですけど、初日の投票結果が菊池達也が倍以上の得票で圧倒という事もあってか、応援の水橋が全く応援せずにひたすら「大統領なんかなってもいいことないよ〜気軽にご飯食べに行ったりできないよ。あっ、大統領ですよねとか声かけられて。」等ネガティブ発言でやる気を削ぎに。公約の「ブログの更新を頻繁にする」というのを見て「ブログの更新なんて面倒くさいからやめなよ!私が言うんだから間違いない(会場大爆笑)。私なんかたまに更新すると反響が凄いんだから。友達からメールが来て「ブログ更新してるね!」とか言われるからそれで初めて更新したんだなあと思う。良かった〜死んでなかったんだ〜みたいな。」は大ウケでした。やっぱり愛すべき人物だなあ。いっつも捻り過ぎてわかり辛いネタ振りが多い水橋さんも今日は分かり易い笑いが多かったです。初披露の歌が控えているからそっちに気が行っていたのだろうと推察しますが。それから、miccoさんに「水橋かおりちゃ〜ん」と呼ばれた時の苦笑いっぷりも実に萌える。水橋かおりは、最初は「え?」と思う部分もあるけど味わい方のツボを理解するともう抜け出せない。


曲が少ない分MCもかなりあったんですけど、最後の菊池達也の「ひだまつりでmiccoが出てきて、大観衆の大歓声に迎えられているのを後ろから観た時に、本当に良かったなあと思った。」という率直なメッセージにはmicco涙。水橋も「ファンの方は知ってるけど、私はめったに感動しないんですよ。でもこれには感動した。」と一言。
もちろん作る音楽がひだまりスケッチの世界にマッチしたからこそのmarbleが起用されたんでしょうけど、お笑い芸人のように如才なく淀みなく喋れるような人達だったら、今のような「ひだまりスケッチ一家の一員」的な事にはなってなかったと思うんですよね。「朴訥」とか「純粋」というのともちょっと違う、辛い目にあって苦労してきたけどそれを僻むでもなくかと言って奇麗事にするでもなく程よい黒さみたいなものも持っているような。原作もそういう部分があると思うしひだまりのキャストもどこか共通点があるんじゃないですかね。
あと菊池達也が途中で「吉野屋先生へ」というポエムを読んだんですけど、あいうえお作文的にポエムの頭がそれぞれ「ま・つ・き・み・ゆ」だったんですよ(多分)。てっきり松来さんが出てくるのかと思っちゃったんですけどあれはなんだったんですかね。


まあ楽しいイベントでした。marbleはくるりのカバー(WORLD'S END SUPERNOVA)なんかも演ってるみたいだからそういうのも聴きたかったんですけどね。今回はひだまり縛りだったからしょうがないのか。marbleの単独ライブを観てもいいかなと思いました。ただごめん今日だけは水橋最高。


余談ですけど今配信中のドリクララジオで水橋かおりが「私(PCのキー入力は)カナ入力なんだよね」と語っておりますが(ちなみにこの話題のメール送ったの私ですが)、これはやはり幼少の頃に「マイコンブーム」が来てしまったが故の名残でしょうか。多分小学校を卒業するかどうか位の年の頃にMSX規格のPCを買ってもらっているはずですからね。その位の年なら「ひらがなの方が入力するのが速い」と判断するだろうなと。


※追記:marbleはクラムボンのミトさんもお気に入りらしく、このイベントもミトさん&ドラムスの伊藤大助さんが観に来ていたとの事。「そういう音楽だよ」といえば一般音楽ファンにも伝わるのかなと。