競馬予想

吉本興業がAKBのパチモン団体を作ったらしいですよ。名前はLIVE-STAND-GIRLSのイニシャルでLSG48だとか。どうせならLIVE-STAND-DOLLSでLSD48とかにすりゃいいのにね。BUCK-TICKのカバーでデビュー。ごく一部でウケると思います。


さて。前回まで「適性で予想する」という話を書きました。じゃあ適性って何なのか。
もちろんコース適性とか距離適性とかが一番手っ取り早いんですけど、そういう馬は人気するに決まってるんですよね。
そこでどういう判断をするかという事なんですけど、まず
「その馬個体の適性」
「そのレースの適性」
の順に観ます。
その馬個体の適性というのは、もちろんコース適性や距離適性も含むんですけど、
「少頭数(多頭数)の時に好走」「休み明けが得意(苦手)」「体重が減った(増えた)時の方が好走」「距離短縮(延長)の方が好走」「(牝馬、3歳など)限定戦が得意(苦手)」「小回り(広い)コースが得意」「左回り(右回り)が得意」「コーナー2回(4,6回)のコースが得意」「洋芝(野芝)が得意」「季節労働者」「特定のラップ(ペース)のレースが得意」「重馬場得意」
といった辺りで、好走時(惨敗時)に共通項がある馬は常にチェックしておきます。もちろん血統がこれらの項目に影響している事は多いんですけど、自分の場合はこれらの項目に共通項がある馬がいた場合、その裏づけとして血統を確認するようにしています。それも好走時の検証よりも凡走時の検証として。例えばある馬が野芝のコースで多頭数のレースに出てきて惨敗したと。その場合血統を観てトニービンが入っていたら「適性が逆のレースに出て来て負けたのだから力負けではない。これで人気が落ちれば次のレースで美味しい存在」となるわけです。もっともこれはあくまで例題だから凄くシンプルな例を持ち出しましたが、普段の予想ではもっと表沙汰になっていないデータから予想しています。
この「それぞれの馬個体の適性」をまず観て、好走条件を持っている馬はチェックしておきます。


次に「そのレースの適性」を観ます。これも、項目自体は上記の物とほぼ同じです。これも、好走した馬の特徴をみるよりは人気で負けた馬の特徴をみるようにしています。
この時に、可能な限り先入観を捨てる事が重要です。競馬予想というか、あらゆる推理ゲームの醍醐味はこの一点だけであると言って良いと思います。
例えば、阪神大賞典というレースを予想する時、誰もが長距離戦、特に阪神コースでの好走歴はチェックすると思います。でも実際調べてみると意外に阪神より京都の方が得意な馬が上位に来ていることが分かります。


そんな感じでそのレースに適性がある馬をセレクト。ただ、どの要素を上位に見るかは感覚ですね。単純にデータを数字だけで判断している場合は、その数字に正しい根拠はあるのか精査する事にします。
例えば左回り3戦3敗の馬がいたとします。その他の項目は強調できるから左回りさえ克服してくれれば買いたい。というところで良く見ると、3敗の内容がNHKマイル、ダービー、安田記念だったと。こうなると左回りが苦手なのではなくただ単に能力差による物と判断できます。同じように「休み明け全部負けてるけど、内容を見るとこれは全部負けても仕方ないレースだろう」と判断できれば休み明けでも買います。小倉記念ニホンピロレガーロはこのパターンですね。


今自分が一番気にしているのはラップの型です。これは、単なる数字の字面ではなく内容を自分で精査しているデータだからです。特に好走凡走の差が激しく派手な差し馬の好走パターンはラップで判断すると破壊力がありますね。昨年の安田記念ファリダットや、今年のヴィクトリアマイルニシノブルームーンは、これで的中できました。


大体自分はこんな感じで予想しています。ちなみに実力が飛び抜けている馬に関しては、自分は自動的にヒモ扱いにします。考えるだけ無駄なので。例えばの話、ブエナビスタ桜花賞で勝つかどうかなんて、考えるだけ人生の無駄じゃないですか。事故さえなければ勝つに決まってるんだから。