毎日王冠&京都大賞典

横山典弘騎手が退院したようですね。頭蓋骨骨折と聞いて復帰はおろか生命の心配までしていたんですが、まずはご無事で何よりです。「競馬=全て」みたいな方なので無謀な復帰をされてしまう事だけが心配ですが、「ファンはいつまででも待っているから、完璧な体調に戻す事もプロの仕事!」と、ド素人っぽい青臭い言葉を送っておきたいと思います。
それにしてもプロのアスリートって本当に丈夫ですよねえ。常に危険と隣り合わせだから致命的な事故でも最低限の対応が出来て最小の被害に抑えられているのだと思いますけど、「頭蓋骨骨折」は衝撃的ですよね。以前ザ・グレート・サスケ選手が頭から真っ逆さまに落っこちて長期欠場した事があるんですけど、プロレス雑誌の欠場選手欄に、「○○選手、左足首骨折」とか欠場理由が並んでいる中に
ザ・グレート・サスケ=頭蓋骨骨折、頚椎損傷、脳挫傷
と書いてあるのを読んで、「それ、欠場理由じゃなくて死亡理由としか思えない内容だから!」と心配を通り越してちょっと笑ったのを思い出しました。ついでに、そんな状況で頭から血を流して控え室で倒れているサスケ選手を
「大丈夫大丈夫!唾つけておけば直るから!」
と、肩をバンバン叩いて思いっきり頭を揺らして(※勿論超危険)豪快に笑って去っていったという佐々木健介選手にも幻想が湧きました。


さて今週から東京開催で、毎回レベルの高いレースが繰り広げられる毎日王冠ですね。そして京都では京都大賞典。なのに今年は雨模様で双方とも10頭立て。やる気は起きませんね。


まずは京都大賞典
スマートギア
メイショウベルーガ
この2頭、ずっと言い続けてきた「前が止まらないレースで差して来れる馬」なんですよね。ちょっと馬場状態が不透明ですけど、条件的には絶好です。そしてそんなタイプだけに当然少頭数は歓迎の口。スマートギアは7〜8枠に入った時は5戦4勝2着1回。どちらが本命でもいいんですけど、ここで勝てないともう重賞を勝つチャンスは無いと思われるスマートギアを上にしておきます。


毎日王冠
今年の共同通信杯の予想の時に「共同通信杯好走馬は中山巧者が多い」と言う事を書きましたけど、同じ府中1800で行われるこの毎日王冠も結構中山巧者が来てるんですよねえ。ていうか勝ち馬のほとんどが「この馬のベスト条件は中山1800前後」と言いたくなる馬のように思えるんですが。唯一府中の印象が強いテレグノシスの年は他が弱過ぎだし、そもそもテレグノシス自体スプリングSタニノギムレットと同タイム2着の実績ありますからね。まあとにかく中山や阪神内回りで強い馬を狙ってみたい。


アリゼオ
芝のレースでシンボリクリスエス産駒から狙うのは嫌なんですけどねえ。前に行ける馬で中山1800重賞を勝っているから、狙ってもいいよなあと。
エイシンアポロン
成績が落ちた時期のストームキャット系は嫌うのが鉄則なので、その分狙いを下げました。適性としては、かなり向いていると思います。
▲アドマイヤメジャー
本当は本命にしたいんですけど、このレースマイル指向が強いから1800以下の距離で実績ない馬はあんまり好ましくないんですよねえ。唯一のマイル戦で負けている事が引っかかるんですけど、そのレースを判断基準にして良い物かはちょっと分かりません。
ショウワモダン
昨年までの「冬場の人気薄のOP特別だけ買って、他は重馬場にならない限り完全消し」という美味しい馬だった頃とは隔世の感がある訳ですけど、まあ普通に走るのかなと。
シルポート
明らかに中山は向いてないですけど、「コーナー2回のコースじゃないとだめ」というエクスキューズがあるのでこの馬だけは別扱いで。