2010年10月期アニメ

先日、文楽についてガイジンが語っているのをテレビで観て思ったんですけど、文楽とかの日本の伝統芸能の特徴ってそのままアニメに引き継がれてますよね。文楽って大人向け人形劇(現代はともかく伝統芸能としては世界でも稀。というか他に例があるのかどうか不明。)だし、本来裏方であるはずの「キャラクターを操る人」が表に出てくる点とかも。
日本のマンガはもろに漢字文化そのものだし、なんだかんだで、この国文化はどこかこの国の伝統を受け継いでいるんですよ。


さて。
今期アニメをとりあえず一通り観ました。
割と面白いんじゃないですかね。


侵略!イカ娘は、さすがに水島努監督だなあと思いましたね。30分3本勝負な構成も相まってかテンポがいいですよねえ。


Panty & Stocking with Garterbeltは想像以上に面白いです。初回の岩田光央が最高でした。これと、おとめ妖怪って形を変えたセーラームーンみたいなもんですよね。まあセーラームーン観た事無いから適当ですけど。


そのおとめ妖怪ざくろも割と面白かったんですけど、これってひょっとして腐向けですかね?面白ければ気にしないので別に構いませんが。中原麻衣はやっぱいいなあ。


バクマンは今一良く分からないので(原作知らない上に、多分話が進んでいかないと面白くはならないだろうから)保留ですけど、ジャイアント・キリングは面白いですねえ。ひょっとしてこれが今季最高かなあ。もっとも、これは原作の面白さそのままだと思いますけど。王子役の小野大輔が、ベタではあるけどはまっていて好きです。こういうベタさ加減は大事にして欲しい。


とある魔術の禁書目録(第2期)も良かったんじゃないですかね?これ、第一期は1時間くらいに圧縮して各キャラ紹介のPVみたいな扱いにしちゃえば良かったのに。


それでも町は廻っているも良かったと思います。エンディングがパール兄弟ですね。ちなみに主役が小見川千明ですけど、今ソウルイーターも再放送してるんですよね。この声に慣れた今観ればソウルイーターの演技も悪くないのかも・・・と思って観てみたら、やっぱりこの時の小見川千明って、何と言うか非常にプラスティッキーですよね。小見川千明は結構好きなので批判はしませんが。


俺の妹がこんなに可愛いわけがないもかなり良かったです。こういう物語はあまり好きじゃないんですけど、原作の作画一発でやられましたね。何度でも書きますけど、太ってないのにあのムチムチ感。完璧です。ホットパンツじゃなくても、何を着ていてもあのムチムチ感は崩れないのが凄い。アニメの方もかなり良く再現しているなと思います。画だけ楽しんでさらっと流すつもりだったんだけど、意外にも普通に面白かった。なかなか自分の趣味を言い出せない妹の感じが良かったですね。あと、ちょっと目を放した隙に、色んな意味で平野綾の居場所は全部竹達彩奈に侵食されちゃったんじゃないですかね。この作品での声を聴いて特にそう思った。


何だか「良かったです」ばっかり言ってますけど、実際初回の印象はどれもかなり良かったんですよ。でも「アニメ」という意味で一番良かったのはイカ娘かなあ。