有馬記念アフター

せこくてすいませんな感じですけど、今年の有馬は用事があって午前中に馬券だけ買って別の場所に向かうスケジュールだったので、いつもより余計に安い馬券しか買わなかったんですよ。
まあ前日予想で本命候補に上げた馬が3着と5着という事で面目は保ったかなと。とりあえずトゥザグローリー複勝は取りました。


スローの割には、ピサの早仕掛けもあって面白いレースだったなあと思います。トーセンジョーダンは単騎楽逃げか3番手辺りが理想だったと思いますけど、勝ちに行ってくれたのだから何も文句はありません。自分は戦う意思さえ見せてくれれば思い通りにならなくても一切文句は言わないので。それより、エンジンのかかりが遅いから絶対置いていかれると思っていたオウケンブルースリを、あっさり前に取り付かせた横山典弘騎手の技術にはただただ敬服する他は無いですね。
ヴィクトワールピサは無印だったんですけど、この馬「前が壊れて後ろが一斉に雪崩れ込むレース」でしか好走してないんですよね。だからドスロー確定でどうみても前が残る展開に決まってるこのレースでは難しいのではないかと思っていたのですが、結果的にデムーロ騎手の好判断ですね。まあデムーロ騎手はあれしか出来ないんですけどね(こっそり)。何にしても「私の見立てが間違いでした。舐めてましたすいません」というよりないですね。自分は「ネオユニヴァース産駒は早熟」という事を産駒デビュー前からずっと言い続けていて、実際その傾向が見えていていい気になってまともに検討しなかったのも反省したいと思います。もっとも今日のパドック観たら少なくともヒモには入れたと思いますが。
トゥザグローリーですけど、この秋5戦目で2週前には小倉を走っていた事を思えば上々だと思います。前日予想で書いたように、「阪神か中山の2200か2500を勝っている馬」は、無条件で買い目に入れた方が良いです。ちなみに中山2500は長距離カテゴリーなのに何故か500キロを超えるでかい馬が好走する舞台で、走り方も歩幅が広くなく回転の速いタイプなので明らかにこの舞台に向いています。もう一つついでに、過去好走した馬の血統を継いでいる馬は好走しますからね。世代を超えたリピーターレースなんですよ。
ブエナビスタは完全に人災ですね。もちろん調教師が敗因です。せっかく名手横山典弘が、この頭の良い馬に「どんな展開でも対応できる脚質」を教え込んで隙のない馬に育てたのに、「後ろから行ってくれるから」という理由でスミヨンに拘ったのはこの人ですからね。それでいて「枠順が敗因」とか・・・。これより内枠ならもっと外に持ち出すのが遅れたし、外枠ならさらにノーチャンスですよ。3歳時に凱旋門に挑戦するために札幌記念出走。負けてもフランスに行く。」と断言して安藤騎手に過酷な減量を強いてまで乗せて、挙句安藤騎手が「凱旋門で勝つためにはどこまで追い出しを我慢できるのか」を計る競馬をしたのに「負けたからいかない!負けても行くなんて誰も言ってない!」と手のひら返し。そのくせ「後ろから」って。3歳夏のごたごたで秋のGIシリーズにケチがついた事や、この2戦「調教師の判断で」騎手が酷い乗り方をして負けたのだから、この調教師のせいでブエナビスタはGI4つ損してますね。堂々と公約違反、支援者の圧力にはヘコヘコ、国益を潰して外国人の利益供与に必死・・・恐らく彼は民主党員なんでしょう(決め付け)。


余談ですけど、自分のPOG指名馬のジャミールが今年は天皇賞と有馬に出走したんだなあ。自分はこの馬はサドラーズウェルズが強く出ていると観ているので、サドラーがやたらと弱い有馬では(しかも大外では余計に)いらないだろうと思ってましたけど、実に感慨深いです。

ついでですけどアンコールSのヤマカツマリリンとファイナルSのキングストリートの複勝もせこく取りました。ちなみにマリリンは超人気薄だったみたいですけど、「今の小倉1200はやたらにダンチヒが走ってるな」と思ったから父母父ダンチヒのこの馬を買っただけです。再三書いてきた今年の私的テーマ「適性は母系の血で観る」を証明できて嬉しいです。
一般的な馬券予想自慢の方々は数百点買いしてでも三連単を当てて馬券をアップするものなんでしょうけど、自分は買い目を絞りに絞って「3000円使って5000円にして帰る」程度を目標にしてるのでそこは御容赦下さいというか。もっとも一攫千金しか目が無いような方はこんなブログ観るわけ無いですけどね(笑)。たまに「凄く勉強になります!」とか嬉しい事を言って下さる方もいるんですけど、そこはまああえてありがとうございますなんて言わず「一緒に楽しもうよ!」って感じで。
今年は予定が空きそうなので、寒くなければ(笑)東京大賞典に行こうかとも思っているんですが、ともかく一応今年の競馬予想は終わりです。また来年も宜しくお願いいたします。