2011年1月期:今期アニメ

さて、今回の日刊スポーツ:アニ☆グラの松来未祐ですが

知らぬ間に細江純子っぽくなってる気がしますね。何ていうか婚期


さて今期アニメです。
始まるまでは未知の作品だらけで何とも判断できなかった今期作品ですけど、結構面白いと思います。良く考えたら、最近やたらと第2期第3期物だらけだったのが、今期は非常に少ないですよね。少ないっていうか思いつかないですよね。
今のところ


夢喰いメリー
GOSICK
フラクタル
魔法少女まどかマギカ
お兄ちゃんのことなんか全然好きじゃないんだからね!!
レベルE
ドラゴンクライシス
放浪息子
これはゾンビですか?


は観てますね。
フラクタルは最初「いまさら複雑系?いまさらこの人がストーリー原案?いまさらこの監督?」という程度の認識だったんですけど、いざ観てみたら作品がいまさら初期ジブリだったので色んな意味でいまさらだなあと。でも悪くはないです。自分は、ヤマカン本人が面白いと思っているのであろう部分(おふざけセンス等)以外の演出は大好きなので。その内悪い虫がうずいてげんなりさせられる気もしますが。だから関西人は嫌いなんだよなあ。あんたら自分が思っているほど面白くないから。


放浪息子は原作を愛読しているのでハラハラしています。初回いきなりオリジナル色が強い話なのでかなり興味深く観ました。いきなり中学生からかあ。千葉さんが男子生徒をぶん殴った本が赤毛のアンだったり細かい部分が行き届いているのは良い感じです。
でもいきなり夢精かあ。
まあ原作でもにとりんは夢精しまくりなので悪くはないですけど、にとりんといえば

やっぱこれでしょ。女装に到る流れを描かずに初球からいきなり夢精してたら、女装癖が単なる性的な意味で変質者と取られちゃうんじゃないですかね。
自分は志村貴子作品は「語源的な意味でのヤオイ(ヤマも意味もオチもない)。故に面白い。」と思っているんですよ。変な主義主張を全く描かないで、タダ単にかわいい絵を描きたいから描いているだけなんだと思うんですよね。そこが好きなんですよ。だから、アニメで余計な意味深っぽい演出とかはしないで欲しいんですよ。志村貴子作品は、露悪的な部分や偽悪的が全くない、小市民的サイレント変態だらけ。だがそこがいい。


魔法少女まどかマギカは期待大です。久々に毎週ワクワクしてます。水橋かおりがかっこいい役演ってるだけで、自分の事の様に嬉しいを通り越して、自分の事のようにちょっと照れますね。野球で言うと、初芝とか八重樫とかがお立ち台に立って敵チームファンからも大歓声が起きているような感覚です。


お兄ちゃんのことなんか全然好きじゃないんだからね!!は最高ですね。笑えるという点では近年最高かもしれない。肌に合わない人は徹底的に合わないだろうから、万人にはお勧めしませんけど。
間違いなく現場の雰囲気がノリノリなんだろうなあというのは伝わってきますね。
WWEが人気絶頂だった頃「テレビ向きの演出重視と思われがちだが、メインが終わって観客の反応がイマイチだと思ったら急遽スーパースターのトークショー等をセッティングして絶対に客を満足させて帰す。それは、現場が本気で熱狂していないとテレビの向こうにも伝わらないからだ。」みたいなエピソードを聞いて感心したんですけど、現場が本気で盛り上がっている作品って確実に伝わりますからね。
やっぱり実券の客で満員になったイベントの地熱って、ジャンル不問で凄いですから。それが80年代の新日、00年代初頭のモーニング娘。、現在のアニメイベントだと思います。そう考えると90年代って本当に虚無だったんだなあ。製作会社がCDショップに買い取り方式で強制的に大量に売りつけて、虚像の数字を争って「現場」に一番近い地域密着型店舗を破壊していた時期ですよね。そりゃあ国が滅びるわ。