TOEIC

昨年末にTOIECのSPEAKING&WRITING(以下SW)の説明会に行ってきました。有馬記念のエントリーで「所用があって午前中に馬券だけ買ってレースは後で観た」と書いたのは、実はこの説明会の事だったんですけどまあそんな事はどうでも良いですね。


通常のTOEICのLISTENING&READINGテスト(以下LR)は一般的な受験とほぼ同じ形態で行われるのですが、SWはイメージが付かなかったので、どんなものか興味があったんですよ。
試験方法は、一人一人が仕切られた席について、インカムを付けてSPEAKINGのテスト、次にキーボード入力でWRITINGみたいですね。それぞれ200点満点。
SPEAKINGは20分で、短文を観て音読(発音やアクセントチェック)、写真を観て内容説明、設問に対して解答。という感じです。要するにLISTENINGの裏返しですね。
WRITINGは、与えられた語句を使って写真の内容に合う1文作成、Eメールへの返信、与えられたテーマへの自由作文。


それぞれに採点基準がもちろんあるわけですが、面白いなと思ったのは「筋道の通ったSPEAKINGorWRITINGであれば、発音の間違いやスペルミスが有ってもそれによって台無しになるわけではない」という事です。もちろん教科書通りの正しいスペルである事に越した事はないんでしょうけど、それよりも相手にちゃんと伝わるかが最重要という試験みたいです。現在英語の能力テストは何十種類(何百種類だったかもしれない)もあるらしいですが、こういう「曖昧さ」を採点基準にしているのはTOEICだけとの事です。
まあ実際必要なのは「全く違う意味になってしまわないレベルのミスがなく、言葉が出てくる能力」みたいなものですからね。自分は来月から英語能力必須の職場に行く事になるので、先日ネイティヴ相手のインタビューを受けたですけど、多少の単語の憶え違いなら「You mean、○○?」とか言って修正してくれますから。副詞と形容詞の違いなんて全く気にしてませんからね。向こうもこっちの事を知りたくてインタビューしているわけだからいちいち揚げ足取ってる暇なんて無いですからね。


なんでSWに興味を持ったかというと、結局のところLRの試験対策って実際に英語を使用する上では不十分だからなんですよね。ただ、無駄にはなりませんけど。
自分は昨年の8月から勉強を始めて、昨年11月の公式テストで715点、12月のIPで740点取れたんですよ。社会の底辺の自分でこのくらい取れるんだから、まともな社会人だったらちょろっと勉強すれば700点くらい余裕なんじゃないですかね?多分。という訳で、気が向いたらどんな勉強をしたのか書いてみたりしたいと思います。ちなみに6月から受験料が安くなるらしいので、春に試験を受けようと思っている人はもうちょっと勉強期間を取って夏に照準を合わせた方がお得だと思います。