東京新聞杯&きさらぎ賞

東京新聞杯
極悪不良馬場だった一昨年は例外として、府中マイルにしては珍しく短距離よりの馬が良く来るレースですよね。実際06〜08年は後のスプリントGI優勝馬が三年連続連対してますし、血統的にもミスプロとか「サンデーじゃないヘイロー」が重賞とは思えないくらい良く来てるんですよね。これって明らかにスピード優先なレースという事ですよ。


◎キングストリート
前置きと関連性が無く思える馬を本命にするのもどうかと思いますが、この馬そんなに瞬発力があるタイプにも思えないのと、いとこがマイネルモルゲンという血統背景からも短距離戦向きな下地はあると思うんですよね。あと府中重賞で内枠引いたウチパクは恐ろしいし、この馬自体昨年の一回府中マイルで強い勝ち方してるんですよね。ただ使い過ぎなので、もうお釣りは無いだろうから「前走OP特別5着からの上積みがあるか」と言われると「多分無いです!」としか言い様が無いんですが。
○ゼットフラッシュ
好走時の馬体重が502〜506キロ当たりに集中しているので「馬体が絞れたら」という条件を付けますが。マイルでも一応勝ち鞍がある短距離馬なので、条件から狙い目でしょう。まあ短距離馬という条件をつけたからといって、じゃあこの馬がこの後スプリントGIを好走するかというとかなり疑問ですが、休み明けが全くダメな馬だから馬柱がやたら汚いですけど、叩いてくれば必ずそこそこ走る馬ですからね。
▲カウアイレーン
冬場の牝馬はあまり信用したくないんですけど、まあこの馬は寒い時期も実績有るので。
ダノンヨーヨー
これだけ手堅いと消し様が無いですよねえ。圧倒的2本被りのどちらかを消すか選べといわれたら、こっちよりもゴールスキーでしょう。前走1400で脆さを見せたし。
(※追記:改めて見て、オーシャンエイプスを超買いたくなってきたので、ヒモに入れます)


きさらぎ賞
こちらは「ダービー2着馬製造機」なレースですね。
メイショウナルト
ハーツクライ産駒なんて、如何にもダービーで2着しそうなので。まあそれだけでなく、今の京都の芝って「外差し」というより「外を通った馬ばっかり来る」という馬場だと思うんですよね。後ろからだと頑張って掲示板までなのかなと。なので外目好位に付けて来るであろうこの馬で。
後はちょっと分からないですねえ。やっぱり京都外回りはでかい馬を買いたいのでウインバリアシオン、「ダービー」という意味で一番血統的に惹かれるのは、リファールやシーキングザパールと同牝系のトーセンラーですけど、どっちも人気ですよね。少頭数の空き巣向きなジャングルポケット産駒(ギリギリヒーロー)もちょっと気になりますけど、ナルトの複勝にその分行く方が無駄が無くて良いかと思います。