弥生賞やチューリップ賞

いまさら1ヶ月前のUFCの話で恐縮ですけど、凄かったですね!アンデウソン・シウバの16文キック(笑)。久々に「凄過ぎる物を観て笑ってしまう」体験をした気がする。小見川とKIDそれぞれの試合は、甲子園の常連高校VS怪物エース擁する無名の地方高校みたいな感じでしたね。能力的には圧倒的にこっちの方が上なのに、スコアラーが完璧に研究し尽くして完璧な練習と作戦を組んで挑まれたらお手上げ、みたいな。
きっちりとした組織を作って、戦略を練っていかないとUFCで生き残って行くのは難しいですよ。いつまで経ってもまともな「組織」を作る事が出来ないですよねこの国は。


さて、今週も購入意欲を全くそそられない重賞が行われるので、金曜日予想でお茶を濁していこうかと思います。


まずオーシャンS
これはまあそこそこやる気になりますね。
血統的にはダンチヒとストームバード系を狙い打ちたいのですが、それだと昨年の穴馬2頭と人気のレッドスパーダしかないんですよねえ。
ただ昨年は不良馬場の超ハイペースというかなり特殊なレースだったので、あまり参考にはしたくない。という訳で、近5年で最も今回に近い条件と思われる2007年を参考にしてみたいと思います(06、09年はそれぞれヤヤ重馬場、08年はサンアディユ合掌のレースだったので)。
2007年は上位3頭に共通点がありまして、3頭とも中山ダート1200m勝ち馬だったんですね。


◎ジェイケイセラヴィ
そうなると該当馬は1頭しかいないので。アイビスサマーダッシュの時に重い印を打って馬券を取った時にも書いた気がしますが、この馬「すぐ壊れるからなかなか使えなかっただけで本来の能力は高い」というタイプの馬なので、昨夏〜秋の使い詰め状態から一度緩めたのは好印象ですしそもそもGI初挑戦のスプリンターズSキンシャサノキセキと0.1差なんだからどう考えても向いてますよね。スプリンターズSにしても前走にしてもスローだから能力を発揮できなかっただけなので、十分やれると思います。まあ外枠は嫌ですけど。
〇アポロフェニックス
その2007年はミスプロワンツーだったので。この時期の中山得意ですし。
ティファニーケイス
自分はこの馬結構評価してるんですよ。OP入りしてからの成績が無残ですけど、2走前は自爆逃げした馬のせいで逃げられず。前走はジョーカプチーノまさかの出遅れのせいもあってスローにし過ぎて上がり勝負にしてしまって惨敗なので、自分のペースで逃げた事はまだないですからね。
あとは人気どころをヒモにという感じですが、想像以上にダートが向いてなかったレッドスパーダはここでこける可能性もあると思いますけどね。


チューリップ賞
ノーザンリバーノットアローンモンローブロンドロジユニヴァースなど)
シナル(イブキマイカグラなど)
アドマイヤサガス(high fly=フロリダダービー勝ち馬など)
メイショウナルトラッシュライフなど)
ホエールキャプチャ(ベストクルーズなど)
ライステラス(ハーツクライなど)
以上がレーヴディソールが優勝した3戦で馬券に絡んだ全6頭なんですけど、うんざりするくらい「近親に2〜3歳春の重賞で活躍した馬」を持っている馬しか来ないんですよね。
・・・ただそれだと今回の出走馬ほとんど該当しちゃうんですよねえ。それならチュ−リップ賞の勝ち馬:ジョーディシラオキと同じ牝系のビッグスマイルかなあと思います。まあこんなレース買いませんけど。レーヴディソールは血統的にそろそろカラータイマーが鳴ってるので、ここを圧勝していただいて本番で派手に飛んで欲しいです。


弥生賞
過去に記憶がないくらいワクワク感のない弥生賞ですね。
◎アッパーイース
蛯名だから。興味無いレースなのでディープ産駒が派手に勝って本番で人気を吸うパターンでも良いです。