スピーキング

諸事情により今日は色々と忙しかったです。


さて、以前「英語は慣れるとヒアリングよりスピーキングの方が全然楽」という話を書きましたが、もうちょっと具体的な話をしてみたいと思います。


私が現在の職場のインタビューを受けた時の話ですが、面接官(アメリカ人)がメインとサブの二人いたんですけど、メインの担当者が少し遅れてきたので、その間サブの人としばらく話をしていたんですよ。


そしてメインの人が来てしばらくインタビュ−をされて、メインの人がサブの人と



Will you talk to him?
No. I have talked to.



これを「え〜っと、Willは未来形で、haveに過去分詞が付いているのは完了形で・・・」とか考えなくて良いんですよ。
willは「意思」haveは「持つ」という語源そのままで



「youはhim/to/talkの意思があるかい?」
「No。Iはtalk/to(を既に過去にした状態)を持っている」


で良いんですよ。
「意思だけがある=実行はされていないけどこれから先の時間に実行の可能性が大有り=時制という観点から見ると未来の話」
「過去にした事を『持っている』=既に完了した事実を現在も保持している=時制という観点から見ると現在完了」
という事ですよ。
最近は英語教育で「未来形」と言うものはない物とされているらしいんですけど、「今まで『正しい事』として教えてきた事、やっぱ今日から全部無しね」とするのはあまりにも乱暴ではないですかね?ちゃんと意味を考えて教えてあげるべきだと思うのですが。


ちなみに上記の解釈は、自分が勝手に作った物ですから世間でこういう説明をしても(放送禁止用語)扱いされて110とか119に電話されちゃうかもしれないのであしからず。