地震

国内で過去最大規模、世界でも観測史上5番目の大きな地震との事です。職場から徒歩で約2時間、真っ直ぐな道をひたすら歩いて帰り着きました。震源に近い方、海沿いで津波の危険がある方々には申し訳が無い位被害は少なく、積み上げてあったCDが数枚ベッドの上に転落していたのと長距離歩いて靴下に穴が開いただけでした。築40年超の古アパートですけど、オイルショックより前の建物の方が頑丈なんですよね。何はともあれ、お亡くなりになった方々の御冥福をお祈り申し上げます。並びに、被害に遭われた方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。


地震発生時、自分は屋外にいたのですが、最初は軽く揺さぶられるような揺れがしばらく続いて、諸事情により最近実に騒々しい事になっている職場でして地震とは違う理由で揺れているのかと思ったんですけど、段々大きくなってこれはまずいなと。
しばらく建物から離れた位置で自身の安全を確保してから周囲の様子を見守りつつ、警察官と一緒に通行人に対し危険だからビルの窓ガラスからは離れるよう指示。
しばらくすると、一斉にヘルメットを被った職員の集団が出口から飛び出してきたので、広い駐車場に誘導。外で待機させていた車を、交通を円滑にするため駐車場に誘導したりしばらく交通整理をしました。何はさておきまずは自分の周囲の安全の確保が先決ですからね。


諸事情により(こればっかりだけど御容赦の程を)アメリカ人が多数いる職場なんですけど、なんだか国民性が出ているなあと思ったのは、みんな「連絡を取りたいから携帯電話を取りにビルの中に戻らせてくれ」と言うんですけど、アメリカ人は「家族に連絡を取りたい!」っていうけど日本人は「会社に連絡を取らなきゃいけないんだ!」ってうるさいんですよ。全てのスケジュールは中止でクローズするっつてんのに、いまさら慌ててどうするって言うんだ。とても仕事どころじゃないことはどんな馬鹿でも分かるんだから(まあ分からない馬鹿がいるから困ってるんですけど)、どうせ繋がる確率の低い携帯を気にするくらいなら本当に連絡が必要な方々のために自重するくらい思いつかねえのかな。いい歳して。
ちなみに自分のアメリカ人上司も、一段落した時点で「もう業務を離れて良い。自分の家族に連絡しろ。」と言ってくれました。アメリカ人はギャーギャーうるさい割には、毅然とした態度で明確な指示を出せば相手がどんな若造だろうときっちり理解して協力してくれますね。そこは感心する。慣れると日本人より仕事しやすいかもしれない。まああまり信用し過ぎないようにしておきますけどね。


ところで、今回って緊急地震速報は流れたんですかね?
デリケートな問題なので批判とかではなく素朴な疑問として書きますが、これだけの規模の地震で速報が流れてないなら「意味あるの?」という意見も出てくるでしょう。まあそれならそれで「使えないな」で済む話ですけど、もし速報が流れていたとして、デジタル放送の時差のせいで助かっていたかもしれない尊い命が奪われるような事が起きていたら・・・


海外では88000人が行方不明と報道されているみたいですけど、どうなんでしょうか。とても正確な被害状況を把握できる状態ではないでしょうからとても心配ですが・・・
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1365318/Japan-earthquake-tsunami-The-moment-mother-nature-engulfed-nation.html
こちらは海外のニュースサイト。画像が鮮烈で恐ろしい。重ねてお亡くなりになった方々の御冥福をお祈り申し上げます。