安田記念アフター

青山繁晴:独立総合研究所長が菅直人首相に原発対応について震源をしたところ、捜査当局から「首相官邸から、あなたを逮捕しろという指示がありました。でも違法性が無いから絶対に逮捕はしません。」という連絡があったそうです。(放送禁止用語)に刃物!!左翼に政権!!何より驚くのはこの状況で内閣支持率を上げるこの国民!!っていうかage操作するマスコミ!!



さて先週は安田記念でした。
・・・高松宮記念が8歳フジキセキ産駒優勝で、安田記念は3歳1勝馬優勝ですか。


(笑)


本命クレバートウショウは4着でしたね。パドック抜群な上に「今週の府中は野芝の色が強い」と推理した以上、新潟実績を評価しないわけには行かないスマイルジャックとのワイドを結構厚く持っていたので、残念な結果になってしまいました。
武豊騎手に一応恨み節を言うなら、「もっと早く仕掛けておかないとノーチャンスでしょう」という気はしますね。もちろん4コーナー3番手の競馬で早目に仕掛けても、自分の馬にとってはあまりプラスは無いですけど、他の馬の上がりの脚を削る展開に持ち込まないとあれ以上の着順は望めないなあと思うんですよね。豊騎手は能力が飛び抜けている馬ばっかり乗ってきたせいか、悪い言い方をすると「騎手は馬の能力を引き出す最大限の努力はしました。負けたのは馬の能力です。」という負け方ばっかりするんですよね。
最も安田記念に関しては、これは完全に言いがかりですけどね。ジョーカプチーノをわずかに抑える所までは十分期待通りですから。安田記念は後ろから吹っ飛んでくる馬が差し勝つから、2頭まではしょうがない。未知数過ぎるリアルインパクトにあの位置で競馬されたのが計算外。としか言いようが無いです。しょうがない。今週も被災地に寄付させて頂いて真にありがとうございました。
対抗にしたリディルもまあまあ頑張りました。事前予想で「適性的には本命にしたい馬なんだけど・・・」としたサンカルロですが、またもや500キロ台の体重で本気度の無さを見せ付けられてがっかりです。
予想で書いたとおり、エイシンドーバー、ジョリーダンス、ファリダットと「阪神1400重賞連対馬」は安田記念で穴を開けているんですよ。古くはブラックホークアドマイヤコジーンも(当時は1200mでしたが)阪急杯勝馬阪神芝短距離(とくに1400m)は「直線が短いのに差しが決まる。ノーザンダンサー系が強い。」という特徴があって、上がり35秒台で差して勝っている馬が特注なんですよね。ラップでも血統でもステップでもどんなファクターから予想しても、このリンクは否定できないはずです。全く同じ傾向が出るはずだもん。
だから今年はサンカルロが候補だったのになあ。ロベルト系は緩ませると能力を全く発揮せずに凡走しますからね。


というわけで、来年以降も安田記念阪神1400重賞優勝馬を狙う!と言いたいところですけど、上記のように早熟傾向のフジキセキ産駒が(南半球生まれで半年若いとは言え)8歳で優勝したり、3歳春の時点で1勝の馬が安田記念を勝っちゃったりするレベルにまで落ちぶれちゃってるんですよ。
これだと、一時期高松宮記念が「中距離路線で伸び悩んだ中距離サンデーサイレンス産駒の草刈り馬」に成り果てたように安田記念も中長距離路線で頭打ちの馬のGI初優勝専用舞台に成り果てる気がするんですよねえ。
実際今年だってなぜか最強4歳世代の中距離馬が出てこなかったですけど、ルーラーシップとかペルーサとかトゥザグローリーが出てくれば、適性無視して能力差で圧倒していたと思いますしね。たぶん今年の4歳はあまりに強過ぎて「まだまだ王道路線でやれるはず!マイル路線に転向する必要なし!」と判断されたのかもしれないですけど、この先「GIタイトルを取らせたいから、とりあえず安田記念でいいや」という理由で上記のような馬が出て来て無双しちゃうパターンが頻発すると思います。個人的にはメイショウベルーガなんかここに出てきちゃえば「距離が足らない」とか因縁つけられて人気薄であっさりGI初制覇しちゃったんじゃないかと思います。