夏が終わる

夏が終わりますね。とか言ってまだまだ暑いですけど。
先日ある新聞を読んでいたら、大学教授の「原発報道で盛んに使われていた『ベント』という言葉の意味が最初全然分からなかった」という意見を読んで自分も大いにうなずいたんですけど、どうやらその教授「日本語を使えば良いのに英語を使うな」という意味で憤慨していたようです。
自分はまず「ベント」と聴いて「bent」だと思ったんですよ。だから「圧力が一箇所にかからないようにするために何か曲げたりするのかな?」と思ったんですよね。数日後に「ventilation」の略だと知って「だったらせめて『ヴェントゥ』と表記しろよ!!誰得だよ!!」と憤慨しました。ちなみに最近ニュースでたまに見かける「アノニマス」というハッカー(等)集団ですけど、これはカタカナ表記で一番近いのは「アナナマス」だと思うんですよね。英語かぶれよりも「英語が分かる人には逆に分かりづらい意味不明なローマ字読みベースのカタカナ語」の存在の方が遥かに迷惑ですよ。リアルに勉強している人が迷惑して、適当にその場でネット検索して知ったかぶりする(放送禁止用語)の方が得をする世の中をいい加減変えた方が良い。



自分も無闇に英語を会話に混ぜる人間は嫌いなんですけど、英語の方が表現が正確だよなあと思う単語もいっぱいあるんですよね。真っ先に思いつくのは「reminder」です。一番近い日本語は「備忘録」でしょうけど、「スケジュール直前備忘録自動案内」的なものにもreminderが使えるのは重宝する。こういう便利英単語が普及しないで「語学力がある人間ほど混乱する、知ったかぶり(放送禁止用語)専用専門用語」ばっかり普及するのがおかしいと言いたいわけです。まあ別に自分の英語力も大した事無いですけど。それでも世間の「自称プロエリート(笑)」よりはるかに教養がある気がするんですが。


さて、民主党の新代表が決まったらしいですね。個人的には海江田か前原が新首相になって超高速で民主党が壊滅するのがベストだと思っていたんですが。とりあえず、東スポ紙上でプロレスラーフィギュアを使って自民党の総裁選を解説したことがあるくらいの重度のプヲタが新首相になった事はちょっと評価します。