新潟小倉2歳S

いよいよ夏競馬も終わりますね。
ところでアヴェンチュラのヤネがプラードに決まったそうですね。「アメリカ人騎手は右回りコースだと2枚くらい落ちる。小回りならさらに落ちる」というのが鉄則なので、人気を背負うと大一番でさっくりこけるジャングルポケット産駒の傾向から観ても怪しい人気馬になりそうです。


先週の新潟記念は◎〇できれいに決まりました。
ローカル重賞ってとにかくリピーターを買い目に入れないとダメなんですよ。あと毎回このブログで書いている「少頭数の方が捌きやすいから後ろから届くと思われがちだが、少頭数は前残り、他頭数は後方一気が決まりやすい」という点もはっきり出たレースですね。ついでに言うと「タニノギムレット産駒は自分で動かなければならないレースになると脆い」というのもでましたね。実力ではセイクリッドバレーが一番強いはずですから(3着)。ああいうレースになるとダメなんですよ。そういえばタニノギムレット産駒って多頭数の方が成績良いんじゃないですかね?。調べてないけどたぶんそうですよ。
もうひとつついでに、5年位前から主張している「武豊は左回りならまだそれほど落ちていない。」というのもこの2週続けての左回り重賞制覇で真実味を感じていただけるのではないでしょうか。昨年唯一勝ったGIはジャパンカップだったしラヴェリータも川崎でしか勝ってないでしょ。「腰が悪い先生が左回りGIだけ好走するのは本質的に馬はサウスポーだから御しやすいのではないか。だからいつまで経っても腰痛を治さない武豊が左回りでばっかり好走するのも必然。」というこの主張、結構当たっていると思うんですけどね。最初唱えた時は「珍格言」「(放送禁止用語)」「菅直人」等完全に人格を否定する侮蔑発言を散々投げかけられたんですけど。



今週は新潟と小倉で2歳重賞ですね。ただでさえ2歳重賞の事前予想なんて当たるわけ無いのに天候が不透明ですからね。さらっと予想してみたいと思います。


まず小倉2歳S。
◎アイラブリリ
小倉滞在だから。ただそれだけです。
〇シゲルスダチ
「乗り替りの太宰」ですし、「クロフネ産駒は兄弟や母方の傾向をそのまま出す」という個人的イメージからチヨダマサコ牝系(クロフネ産駒でホエールキャプチャやベストクルーズ等2歳重賞好走馬を出している)をひょうかして。


新潟2歳S。
過去を振り返ってもあまりビビっと来る好走条件が思いつかないんですよねえ。
最初は単純に上がり最速を出しそうな馬にあたりをつけようかと思ったんですけど、同条件の過去9年間を観ると、最初の4年間は連対馬8頭中7頭が「最速上がりで優勝経験有り」なんですけど、近5年はこれが10頭中5頭にまで落ちるんですよ。あまり上がりに気を取られてもしょうがないのかなと。


ぼんやり血統を眺めていて気になったのは、ローカル最終週らしく日本土着牝系が良く来ていること。一方外来種のシャランジュとダイワバンディットは「ハイペース1200mで揉まれた」経験がある事。ここに目をつけてみました。血統的にはダンチヒノーザンテーストが入っている馬が好印象です。


◎ニコールバローズ
4代母がワカシラオキで「土着」ぶりは文句なしですし、新馬戦はかなりきつい競馬で、2,3,4着の馬が次走あっさり勝ちあがっているのだからレベルは高いはずです。ちなみにそのレースの3着がアイラブリリ。近年特定レースの出走馬がまとめて2〜3歳重賞で活躍する傾向からしてこの馬で。
〇モンストール
こちらは祖母イソノルーブルアドマイヤマックスは母父ノーザンテーストですし。
▲ダンスインザマミー
この名前でタニノギムレット産駒なのは3代母がダンシングキイだから。気性難らしいので当日次第ですけど、血統的には買いでしょう。「暗闇のミイラ」ってなかなか凄い名前ですよね。女なのに(笑)。ひょっとして乳酸菌飲料の方でしょうか。
△ニンジャ
新馬戦(阪神芝1400)は単勝でお世話になりました。という事はもろにグラスワンダーの傾向が出ているという事であり、故に買わないわけには行かないでしょう。忍者と木乃伊で決まって欲しい。
後はロッコソルサ、メイショウハガクレクリッピングエリアが気になります。