スプリンターズS

今週末は更新できないので、週中時点でのスプリンターズS予想を書いてみたいと思います。


その前にまずは先週の振り返りですが、オルフェーヴルには困っちゃいましたね。三冠がかかっている馬なんだから、前に行かせて万が一変な癖が出ちゃうリスクを考えたらトライアルを負けても後ろから行く物だと思っていたら、あっさり王道競馬して簡単に勝っちゃいました。あれじゃあ少なくとも現時点の三歳牡馬とどんな条件で闘っても負けそうな気がしませんね。


さてスプリンターズS
枠順が出ていない状態(ついでに天気も不明瞭)なので印はつけませんが、このレース過去10年1枠の馬が勝った事ないんですよね。8枠も無い。両方とも2着が1回あるだけ。7枠が異様に強いです。


まず検討すべきは外国馬でしょう。
ロケットマンですけど、強いのは間違いないですよね。持ち時計もある。
気になるのは多頭数の経験ですね。勝ち鞍があるのは12頭立てまで。その時も同着。スプリンターズSというのは大抵団子状態になるので、すんなり前でレースできた馬が勝って3着辺りに後ろから突っ込んできた馬が来る感じになりますよね。
そう考えると、馬群に揉まれた状態で直線向いて割って出てこられるかなとちょっと思います。ただでさえ右回りは苦手と陣営が公言しているくらいだし。あと、最後の急坂はパワフルな走り方からして全く問題ないと思いますけど、むしろ最初の下り坂が嫌なんじゃないですかね。2ハロン目が絶対10秒台前半になるレースなんて経験あるのかな。そう考えると変な枠引いて沈没したりしないかなと思います。1番人気で心中したい感じはしないですね。
血統的にも、このレースってハイペリオンが効くレースだったと思うんですけどロケットマンハイペリオンがほとんど無いなと。サイレントウィットネスは母父ハイペリオンだったしテイクオーバーターゲットハイペリオンのクロス持ちですからね。
グリーンバーディーは外回すんだろうから届いても3着までと観て、外国馬で買いたいのはラッキーナインですね。セントウルSは出しどころが無い中頑張って内を割ってきて最後出し抜け喰らった感じだし、59キロ背負ってあの内容なら期待できると思います。血統的にハイペリオンのクロスがあるし、毎回外国馬が参戦するレースは「その牝系から日本で活躍している馬が出ているか」を判断基準にしているけどこの馬にはダイシンプランがいるんですよね。あと今年の香港4歳かなり強いという噂ですし。


続いて日本馬。
夏の北海道組が著しく成績が悪い事から人気でカレンチャンは買いたくないです。これならビービーガルダンの方が買いたくなりますね。
ダッシャーゴーゴーも外枠引いたらかなり心配だし、エーシンヴァーゴウもお釣りあるかなあって感じですね。
これならフィフスペトルかエーシンリジル。上がり最速の脚は要らない(むしろ邪魔な)レースなので、このくらいの差し馬が良いかなと。


おまけとして凱旋門賞
今年はBS11が10月2日(日)22:57〜24:00生中継するそうです。素晴らしい。TIMと岡村麻純はかなり好感度高いので、正直一番嬉しい局が放映権とってくれたなという感じです。今年は日本馬にとって厳しいと思いますけど頑張って欲しいです。一応予想は、出てくれば◎ナサリエルです。「英国王のスピーチ」がサインでキングジョージ勝馬が勝つのではないかなと。英国王のスピーチは昨年公開の映画ですけど、昨年の凱旋門の時点では欧州では公開されてなかったみたいだしそもそも昨年はキングジョージ勝馬凱旋門に出てないですしね。