ガチ相撲

さて地デジになってからどうですか?自分は最近ようやくデータ画面で天気予報を観れる事が便利という事を知りました。つまりそれくらいテレビを観ていません。


新聞報道によると、視聴率トップ20についに10%台の視聴率の番組でもランクインできる状況になってしまったとかで、要するに物凄くテレビの視聴率は悪いらしいです。その中でも改変期には何故か特定のチャンネルが無差別に視聴率を集めまくって一人勝ちしてしまう傾向があるらしく、前期末はそれがTBSだったそうです。
言われてみればここ数ヶ月で私が唯一見た地上波番組はTBSのガチ相撲でした。


面白いという噂は聞いていたんですよ。実際面白かったですね。

ソフトバンクのCMのお父さんを、とんでもないブレインバスターでぶん投げるボビー・オロゴン。最高だ。



HBK!、HBK!、67歳にして脅威の肉体を誇る草野さん(ヒトシ・ボッシュート・クサノ)。



「ちょっと捨て身技なんですが」といいながらちょっとどころじゃなく捨て身なドロップキックを宣言するミノワマン



出場選手中ほぼ唯一スッパツを着用せずにまわしをつけた鈴川。背中に浮かび上がる「闘魂」とまわしのコントラストが素敵だ。しかしそれにしても美しい四股だ。



今回最注目対戦カード。合気道のジジイ×シウバ!!だがしかしシウバは直前に腰を痛め欠場!!これもジジイが気を送ったからだろうか。だとすれば恐るべしジジイ。



シウバに変わって急遽出場した菊田早苗。今度は寝技世界一×ジジイ!!しかし菊田があっさり突き出してしまい、逆説的に菊田に「空気読めないお前はやっぱりプロレスラー失格」の烙印を押したジジイの勝ちとしておこう。



プロデューサーがガチプオタでなければ出場オファーをしようという発想すら生まれないに決まってる田村潔司入場!!「赤いまわしの頑固者」というマニア対応のキャッチフレーズもさる事ながら、田村の入場テーマに「パンパンパパパンッパパパパンッパパンッ」と手拍子のSEを入れる根回し振りも最高だ(観客は普通に四つ打ちで手拍子してるし。でも後ろから2列目の男子だけはちゃんとやってましたね。さすが)。



元力士の安田サーカスのデブを、見事な出し投げから突き落とし、突き倒しまで完璧なムーブを披露する田村。さすが元相撲部。次回大会は是非ミスターデンジャー松永光弘を出して欲しい。



さりげなくリングス再始動記念マッチが!!他にも「菊田×鈴川」とか色々あり得ないけど絶対面白い対戦が数々実現。相撲って本当は面白いんだよなあ。日本相撲協会が仕切らなければ。