菊花賞

秋華賞は、アカンサスが惜しい競馬だったんですけどねえ。でもフジキセキ産駒は一瞬抜け出すのは早くてもグイグイ伸びるタイプではないので「いやあこれは届かないな。もっと早めの競馬しないと」と生温かい目で眺めていました。勝ったアヴェンチュラは「GIを勝っても許される格があるのはこの馬だけ。」と評した通りの強い内容でしたけど、嵌まった面も大きいと思いますね。ジャングルポケットは誰にも邪魔されずに競馬できると無茶苦茶強いけど、ちょっとでも邪魔されると脆いですからエリザベス女王杯で人気したら危険な面もあると思います。２着のキョウワジャンヌは、事前予想で「ミスプロ重視」と言いつつ無印だったんですけど、単純に個人的に飯田騎手と馬券の相性最悪だから無視しただけです。ホエールキャプチャは、失礼な言い方すると故障馬続出で押し出された暫定王者で本来小結程度ですからね。でも自分はこういう馬は好きです。無事是名馬。ぶっ壊れて「まともなら最強馬」とかいわれるタイプは嫌いです。
府中牝馬Sの方は、前残り前提で消したフミノイマージンとかもう秋だからという理由で消した（当日は完全に残暑厳しい一日でした）イタリアンレッドとかに好走されちゃってどうしようもなかったですね。府中牝馬Sが前残りになるのか差し一辺倒になるのか。見極めが間違ってたからまたなんか取っ掛かりを見つけなきゃなあ･･･と思って気付いたんですけど、この夏の札幌以降東日本の競馬場は何故か開幕週からバシバシ差しが決まる馬場ばっかりなんですよね。気付いているんだから後方の馬で固めりゃ良かったなあと思いました。何で忘れていたかというと様は競馬なんてほとんど観なくなっちゃったからなんですけど。それよりアパパネですよね。パドック観て明らかにやる気なしモードたったし外枠じゃないから掲示板の下の方かなあと思って観ていたら、あそこまで負けるとは。距離を考えて「エリ女よりマイルCSに行くべき！」という声も多いようですけど、個人的にはマイルCSは合わないと思います。

さて菊花賞ですね。
今年は三冠がかかった馬が出てきますけどどうなんでしょうか。
そのオルフェーヴルが外目の枠を引いた事で、枠順の話題が結構出ているんですけど、
02/2-10-8
03/2-7-14
04/18-5-1
05/7-6-4
06/18-13-5
07/10-12-4
08/14-1-5
09/1-3-12
10/6-10-12
と、白桃極端な枠の馬が割りと勝ってるんですよね。他の馬の出方に左右されるより決め打ちしたほうが結果的にスタミナをロスしないという事でしょうか。
昨年は、散々言い続けてきた「地方の小回り２０００mを勝った馬」のビッグウィークが勝ったのに全く無印でした。バゴって・・・とか思ったのがいけなかった。
今年は「ダービーがきついレースだったからダービー組以外を狙う」という決め打ちをします。まあ馬場状態もどうなるか未知数だからさらりと。

◎フレールジャック
「温いペースの神戸新聞杯で切れ負けて２〜３着」って菊花賞の黄金パターンじゃないですか。この馬しかもその神戸新聞杯では大外で出遅れてますしね。ズバリ単勝でしょう。
〇ダノンマックイン
血統的にも、「小回り２０００ｍ勝ち馬」という点からも買いですね。芝の２０００ｍ以上という適性を見つけてから安定しているのも強調材料ですし。気に入らないのは坂路調教のみしかも本数が少ない事ですけど、ダービー１,２着馬が負けるとすれば切れ味がない馬が勝つ展開になるわけで、そうなるともうこいつなんですよね。
▲フェイトフルウォー
ダービー組ではこの馬を高評価します。京成杯を高評価しているので。あと、今なのは再放送してるからもうフェイトでいいよ。
△スーサングレート
ＧＩでどうやったらこんな成績の馬が来るのか全くイメージがわきませんが、「血統は牝系」と言い切っている以上４代母がメイショウサムソンと同じ（ガーネット）馬は印を打ちます。あと井内氏によると「栗東のＤコース（現ポリトラックコース。芝でも可。）」で最終追いをした馬が菊花賞好走しているらしいので。
△ダノンミル
「小回り２０００ｍ」という点からも若葉Sの内容からも本命にしたいくらいの馬なんですけど、坂路軽め調教だけじゃねえ。
※トーセンラー
かなり前から「今年はセントライト記念２着馬を２着付けで。」と決めていたので。