おせんべいパン

予告どおりおせんべいパンのレシピ作りました。
もちろん、「早苗さんのため」という大義名分(つまりネタ)ありきなんですけど、一応根拠というか、パンを作る上での憶えておきたい知識などを盛り込んだ物にしたいんですね。
以前思い付きで「妊婦向けパン」というのを作ったんですけど、これは
イメージ的に妊婦さんという物が
(1)食欲がなくなる。それでいて栄養つけなきゃという強迫観念がある。
(2)すっぱい物がすき。
(3)匂いに敏感になる。
ていう条件があると思うので、
(1)→無理して食べなくても食べたくなった時にいつでもふんわりしっとりパンを食べられるように、老化を遅らせる手法を盛り込む。また、よく噛み締めて味わいがあるようにしっとり感を増す方法を盛り込む。
(2)→(1)と合わせてヨーグルト添加。
(3)→卵や牛乳を使わない。塗卵に卵以外のものを使う方法を盛り込む。
みたいな感じで、僕の持っている知識を盛り込んでいるんですね。
言ってみれば、作家の人が社会問題について言いたい事を直接箇条書きにして表現するのではなく、小説の中で表現するように、レシピという形で表現する方が効果的と考えているからなんですね。
例えば「口溶けを良くする方法」みたいなことを箇条書きにすると、言葉の意味の解釈論に終始してしまうのでニュアンスが伝わらないと思うんですよね。
だから基本的に「表現したい事をレシピという形で公開する」という手法は今後も変えないです。作ってみた上での意見を掲示板やメールでいただく形が結果的に一番正確で早いと思うので。
そんな感じで作ったキチガイアニオタパンシリーズ第三弾。メロンパンもチョココロネもちゃんと筋の通ったコンセプトで作りましたけど、今回も一応コンセプトはあります。ていうかおせんべいパンのコンセプトは「和み」ですけどね。
と言う訳で今後ともよろしくお願いいたします。
http://www1.ocn.ne.jp/~ribot/
ところで、私は一応「古河パンのために!」と全く無駄な使命感に燃えて改良おせんべいパンを開発したんですけど、ネットラジオで「古河パンのパンは1個8万円」という驚愕の事実が発覚。とりあえず売り上げの心配は不要だ!
あと井上喜久子17歳は娘が小学4年生との事。どういうことだよ!