一人分のご飯を炊く方法。

先日日記に書いた東スポの「六本木黒服情報」という、芸能欄のイニシャルトーク記事。どうやら2001年までは続いていたらしい事が確認できたけどその後いつまで続いたのかは確認できません(ていうかそんなもん本気で調べる気にならない)。ご存知の方教えてください。僕が一番印象に残っているのは「オリンピック銀メダリスト系アスリート:H」なんですよね。一週間くらいずっと考えて、「ハーディングだ」と気付いた時のあのカタルシスハーディングが六本木で飲んでるわけねえだろ。



さて。
私は長い事独り暮らしをしているんですけど、一人分のご飯(お米)を上手く炊くのって難しいんですよね。まあ多めに炊いて冷凍しても構わないんですけど、簡単にお米一合分を炊く方法をご紹介しましょう。簡単さ重視なので、お料理が得意な方はここからアレンジしてください。

1)まずは当然としてお米を研ぎます。お米を研ぐ時は少な目の水で、ギュッギュッとまさに研ぐように洗います。

2)研いだ後のお米はざるにあけて30分ほど置きます。お米が必要な分の水を吸って余分な水を落とします。これを「洗い米」といいます。通常のご飯の炊き方でも一度「洗い米」を作ってから炊く方が美味しいです。

3)用意するものは100円ショップで売っている土鍋。これに洗い米と同量の水を入れます(洗い米が水分を含んでいるので、通常の炊き方より水が少ないです)。この土鍋で炊く場合は鍋の内のり一杯くらいまで入れればよい。間違いようがありません。普通の炊き方同様2時間くらいは置いてから炊いた方が良いです。私の場合は朝ここまで準備して半日置きます。

4)中火でそのまま8分ほど。お米の炊き方として「はじめチョロチョロ中パッパ」等と良くいいますが、ここはあくまで簡単さ重視なのでずっと中火で良いです。こだわる人は火加減をかえてみても良いですけど、それほど効果はないと思います。むしろ、途中で火力を上げ過ぎると吹き零れて火が消えてしまう可能性の方が大きいので、そこは家庭のガスコンロ事情に合わせて調節しましょう。

5)7〜8分ほどでぶくぶくが消え始めたら注意が必要です。炊飯器ではないので当然放置すると焦げます。匂いを嗅いで、多少香ばしい香りがするくらいで火を止めるとちょうど良いです。それくらいならおこげは出来てません。逆に炊飯器と違っておこげを意図的に作ることも可能です。炊き込みご飯にしてわざとちょっと焦がすと超最高です。どのくらい最高かというと超最高です。
ちなみに「赤子泣いてもふた取るな」と言われますが、土鍋で炊く場合は途中で蓋を開けても構いません。自信がない人は蓋を取って確かめてみましょう。まああんまり開けない方が良いのは当然ですが。火を止めてから10分ほど放置して蒸らします。つまり火をかけてから20分弱。隣で簡単な料理が作れるくらいの時間なので無駄がないです。

6)完成。お茶碗2杯分くらいのお米が簡単に炊けます。ちなみに土鍋のままカツ丼とかカレーとかにして食べるとすごく格好良い気がします。でも気がするだけなので本当は格好良くありません。ただ保温性は高いので美味しいです。

7)私の場合は残りは土鍋のまま冷蔵庫に入れて翌朝雑炊にして食べます。超便利。すぐ出来るし、洗い物の手間も数分の一に軽減。
「一人前のご飯」という書き方しちゃいましたけど、正確には「ご飯一合を美味しく炊く方法」なので、もちろん二人前一食分のご飯を美味しく炊く方法でも良いんですよ。火加減の調整とか必要無いので結果的にはこれが一番毎回炊きたてのご飯を美味しく炊く方法だと思うんですよねえ。個人的には。


これ、ネタでもなんでもなく私がいつもやっていることなので、誰でも簡単に出来ます。温かいご飯はそれだけで幸せな気持ちになれます。お子さんでも簡単に出来ます。是非お試しあれ。え?お前パン職人だろうがもっとパンの話しろって?すいませんもうすぐパンの話を連打します。でも米食わせてくれ。