力しか信じない

さて、そんな感じで大晦日は紅白の流れで行く年来る年を観ていたんですけど、新年明けて一発目のNHKのニュースのアナウンサーが自分の小学生の時の同級生でビビリました(マジ話)。ちなみに柳屋小三冶が正月の寄席番組に出てましたけどこちらは私の母の中学の同級生。


今年の正月は映画を結構観ました。ヤマカンの言う「良い映画というのは監督が女優に惚れ込んで云々〜」という理論によって観ると、山田洋次監督って倍賞千恵子大好きなんだなあという事が良く分かる。渥美清抜きでも普通に寅さん撮れちゃいそうな気がするくらい。


蒲田行進曲を久々に観たんですけど、面白いですねえ。っていうか深作欣二監督の体力が凄い。圧倒的。深作監督は単純に女好きなんじゃないですかね。東スポ映画大賞の授賞式で、バトルロワイヤルでの受賞だから周りに中学生くらいの女の子が一杯いるのに平気でAV女優のおっぱい揉みまくっていたのを思い出す。


ていうかですね。昔の人と今の人の最大の違いってこの「体力」だと思うんですよね。やっぱりスタイルが良い事を求められるようになってから体力がなくなって来ていると思うんだよなあ。
まあ単に食っちゃ寝してるだけの脂身はまた話が別ですけど、体力が必要な状況に追い込まれると必然的に身体が太りますよ。パン職人の仕事辞めて2年くらい経つけど、量ってないけど確実に10キロ以上痩せましたからね。ウエストは15センチ〜20センチくらい細くなってます。てそもそも身体全体が分厚かったですからね。胸囲115cmくらいありましたから。身長160位なのに(笑)。


というわけでですね。昔の人の体力は素直に凄いと思うなあと。仙波清彦師匠も昨年ライブを観ましたけど、技術の高さ・センス・正確さはもちろんですけど何よりあのとんでもなくパワフルなドラミングにやられた。あれだけ力を込めて叩かれると、「やっぱ音楽って非日常の物なんだよな」と知らしめられた感じがする。すかしたオサレビートを刻んでる若者ドラマーが激しくダサく見える。
という訳で、今年の個人的テーマは「パワー」にしてみようかなと。(明日の日記に続く)