鯛のアラ鍋。

最近鯛のアラ鍋をよく作るんですよ。って別にすごい事やってるわけじゃないんです。ただ単に安いし冬は寒いから鍋物にしたいしっていうだけで。


アラ鍋はいいですよ〜。グロくて(笑)。鯛の顔って直径20cm近くありますよね。あれだけの大きさの生き物の顔が煮崩れていくのはかなりグロい。総毛立つ様な怒りを覚えるニュースだらけの昨今、鯛の顔面崩壊で黒い心が洗われていく。料理って結構残虐な事してますからね。映画等の残酷シーンを必要以上に悪者にするなら料理の方がよっぽどトラウマになりそうな事してると思いますけど。
ひぐらしのなく頃にとか普通に良いお話なんですけどね。僕はゲームをあまりやらない人間なのですけど、あれって要するに「ゲームのシナリオを全部見せちゃいますよ」みたいな構成で、バッドエンド部分を先に全分岐分見せちゃっているから混乱する(必然的に後味の悪いシナリオを連発される事になる)っていう事ですよね。アドベンチャーゲームの弱点を逆手に取ったというか。アニメしか見てないからよく知らないですけど。誤解されている方は「解」の第6話あたりをみて「あぁこういう方向に行く話なのか」とあたりをつけてから観ても良いのかなと。


アラ鍋だけでなく、鶏のモモ焼きなどが安く売れ残っていたら、買ってきて肉だけそぎ落として残りの骨はぐらぐら煮立ててスープをとるんですけどね。鯛にしても鶏にしても骨をひたすら煮てスープを取ると室温で冷ましただけでがっちりゼラチンが固まってニコごりになるくらいコラーゲンたっぷりのスープが取れるんですね。インスタントスープではこうはならない。ただし臭みはあるからしょうがなり香辛料なりが必要になるんですね。こういう基本から初めて発見できる事は数限りなくある。