荏胡麻

はい。一昨日にも増してクロワッサン関係のリンクがやたらに来ているのに空気読まずにパンの話題はパスします。
いやしかし、読者のほとんどが大人の女性と思われるブログからのリンクが大量に来て、「マリア様がみてる」という
http://www.gokigenyou.com/index2.htm
こんな少女漫画チックなアニメを毎週欠かさず観ている事を世界中に晒されている私は一体どこに行けば良いのかと

ところで私の住んでいる町の御近所が「荏原」という町ででしてね。文字通り、タイトルの「荏胡麻」が多く取れたから付いた地名だそうです。余談ですがウチの近所には「はらっぱ公園」という雑にも程があるネーミングの公園があります。結構庶民派な品川区。

こちらが荏胡麻。先日ウチの近所の商店街の八百屋で珍しく売っていたので買ってみました。写真のように、基本的には焼肉を巻いてサンチュの様に使用します。大きさは結構大きいです。面積がしその葉の倍くらいかな。
味はですね。率直に言うと「意表を突かれる味」です。ミントの葉をそのまま食べてる感じなんですよ。しそのイメージがあったので最初はかなり驚きました。慣れると「まあ嫌ではないな」という感じ。必須脂肪酸やポリフェノール、ミネラルが多く含まれていて、食べると十年長生きするという意味で「ジュウネン」という呼び名があるそうです。
先日新聞で読んだんですけど、品川区の小学校で給食に荏胡麻を出したらしいです。地元を大事にするぞ品川区。

で、「これはそのまま食べるよりも香草として使用する方が良いのでは？」と思ってポテトサラダにして見ました。ポテトサラダと言っても、マヨネーズを使わないカロリー抑え目のヤツね。ビル・グレンジャー君が作るヤツを正直パクった。まあ彼はもちろん全然違うレシピなんでヒントにしただけですけどね。　
ていうか以前作り過ぎてネタに困っていたレモン塩（レモンを塩漬けにしたもの）があったのでそれを在庫処分しただけなんですけど。ジャガイモと人参を茹でて、玉ねぎとソーセージを刻んで、オリーブオイルをかけ回してレモン塩と唐辛子をあわせただけ。そこに刻んだ荏胡麻。

こうすると「きつ過ぎるミント臭」は消えたんだけど逆に意外なほどに存在感が無くなってしまった。加減が難しいぞ荏胡麻。

おまけ。

玉ねぎを刻む時は、まず包丁の先でぐるっと芯をえぐって、

ポコっと上下を外すしてから二等分→スライスするときれいに早くスライスできます。何より皮を剥くのが非常に楽です。プロは大量にオニオンスライスを作る時はこうやります。家庭で（まして一人分作るのに）このやり方が効果的かどうかはかなり微妙ですがついクセで。